不倫保険?
結婚するまでは、彼と彼女で、愛し、愛されというのが、普通です。
中には、付き合いが長かったり、年齢的なタイムリミットで、結婚を決めるカップルもいますが
恋愛結婚の場合は ほとんどは結婚するまでが、愛情のマックスになり、結婚後に下降線をたどります。
そんな中、結婚して夫が変わったとか、こんな夫じゃなかったはずとかと、失望したり、喧嘩をしたりで妻が描いていた
夫像でなかったというのが、妻の意見です。
でも、それって夫からも同じことが言えるようで、子供に対して、妻がとてもガミガミいうと言う事に夫が
失望と驚きを感じる人は多いのです。
だから、タイプじゃなじゃったはず、というのはお互い様的な部分があり、妻が夫の知らない面を見て
こんなはずじゃなかったというのは よくある事です。
そこで、妻は家庭や夫婦にルールを作り それを夫に守らせると言う事で均衡を保とうとします。
それは家事でも育児でも、家族に対して責任感のない夫に対し、役割を与えて それを如何に果たしてくれるかと妻はまるで学級委員になったかのように夫の行動を管理します。
つまり夫が無駄使いをしたり、いつも帰宅時間が遅かったりすると、どこで何をしているのか、報告させたりと、妻と言う管理官に対して行動報告を義務化したりする妻もいます。
そうなると、変なもので ルールは破られる為にあるかのように 男性は特にルールをどう掻い潜るかを考え出すようです。
だから、妻は家庭を円滑に進める為に、何等かのルールを決めても、夫はその網の目を縫って、自分の思いどうりの行動をします。
じゃ、何故 こんなことをするのかというと、妻は夫に対し、「妻の言う事を聞く事は、家庭や家族の事に責任感を持って対応するはず」という、前提で考えています。
しかし、夫の考えは その前提が違うのです。
つまり、こんなに一生懸命にルールを決めても守らないのは 家族の事を大切に考えてないからだ、という風に考えてしまいますが
それは、ある意味正解であり、ある意味、間違っています。
結果的にそういう事になるのだとは思いますが 目的が違うのです。
妻の希望と言うか 指示どうりにルールを守らないというのは、ルールを破る必要があるからです。
例えばギャンブル好きな夫だとしたら、妻が「仕事帰りにパチンコ屋に寄らずに、真っ直ぐ帰って来て」とお願いしても、夫にすればそんな妻の願いは、どこ吹く風のように、吹き飛ばしてしまいます。
それほど止められないのがギャンブルなのです。
だからギャンブルは、到底許されるべきことではない悪事だと妻は思っていても夫は それを悪事とまでは思ってないと言う事です。
だから、妻がなんだかんだ言ってもそれには勝てないから、ルールを守るふりをして、結局は守らないというほど、ギャンブルが好きなのです。
そこのところの我儘は妻に言っても、適わないに決まっているから、その場は妻の言う事を聞くふりをしてその場を収めるのです。
そして、結局、後日妻にはばれる事になるのですが、例えばギャンブルのような依存性の高い物は、妻が止めたところでやめないのです。
逆にいうと、妻の言う事を聞いて、ギャンブルを止められるくらいなら、そもそも、そんなにギャンブルに嵌らないのです。
では何故、妻は夫がギャンブルをすると困るのでしょうか?
それはもちろん、お金の無駄使いです。それは確かに家計を揺るがす事にもなるかもしれません。
でも、夫は そういう家計に影響を与えるとまでは思っていないのです。
つまり妻が恐れる家庭への害と、夫の思う害の度合いが違うので 夫は聞く耳に持たないと言う事です。
となると、家庭に影響を与えない程度のギャンブルというボーダーラインを作らないといけないと言う事です。
それに対し妻は「お小遣いの範囲で」とは伝えています、と言われますが。よく聞くと生活費と言うか お給料は夫が全て管理していたりします。そうなると妻がいくら夫のお小遣いの範囲と言っても、夫は生活費を抜いた分は全部がお小遣いのようになり夫が使い放題なのです。それを妻が許したままで 夫のお金の使い道をルールで縛っても、そんなルールはすぐに破られてしまいます。
要は 水道の蛇口と同じで、水道の元栓も閉めず、水が流れでないように、とお祈りをしているようなものなのです。
だから お金の使い道を制するなら、それは生活費だけを貰う事はせずに、妻がどうせならルールブックになるつもりでお金の権利も奪還するべきかな、と思います。
では今日はここまで。