歪んだ夫婦の犠牲はいつも子供。
このところ、コラムの筆が進みません。
それは、実際、世の中、悲しい事件が多すぎて、その基盤となる
夫婦が、あまりにも、我が子を大切にしないから。
夫婦円満な家庭には、虐待は起きないという、あたりまえの事を唱えても、何か、暖簾に腕押し。
夫婦が何とか、平和でいることを願い、こんな仕事をしているのに
世の中の悲しい事件は、その真逆の状態になっているので、
自分の非力が情けなくって・・・・・
ヒモの年下夫が妻の連れ子を、殺したこと。
段々、事の全容が見えてきました。
小4男児殺人事件
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191004-00585763-shincho-soci
一時的な、感情で子供に手を掛けたという事は、あまりにも痛ましいし、その義父に注目が行きがちですが、私はキツイ見方をしたら、これは母親も共犯とさえ思うのです。
母親が仕事から帰宅後に英語塾に行ってなかった子供を、
どこに行ったのか、探し回っているうちに、自分の夫の態度に
違和感を覚えなかったら、もうそれは盲目です。
連れ子をした再婚は、色々、難しい。
それを大前提に再婚をしたのなら、いくら妻が熱心に願った再婚であっても、自分の息子への義父にあたる夫の眼差しは、日頃から感じる物差しはもっていないといけません。
「本当の父親じゃない」と言われた事で、思わずカッとして・・・
と証言していますが、絶対に、日頃からの子供とのやりとりで、母親なら、子供を通じて汲み取ってやらないといけません。
自分の若い夫の方ばかりを向いていると、子供の心中に思いがいかないのです。
妻の時間も必要でしょう。
でも、子供を産み育てる限り、母の部分を、どうかおろそかにしないでほしい。
子供は義父と母親を取り合う構図になるのが、再婚です。
特に、男の子なら、なおさらです。
家に帰って来て、子供がいなと気づいた時に、同時に、夫の態度の違和感にも気づくようでないと、私は再婚はすべきじゃないと感じるのです。
また別件で、幼い女の子が、冷水を浴びせられたり、明け方から、文字を書く練習をさせられたりと、大人のフラストレーションの犠牲になりました。
[[目黒女児殺人事件
当然、母親が自分の夫からのDVや報復を恐れて、と裁判で証言していますが、ここも、「今にして思うと」という事で、子供が虐待さえている時に、母親なら、命を賭して、子供を守って欲しかった。
最終的には、妻も夫を恐れて・・・と言ってますが、そこに至る、もっと手前があったはずです。
その夫が子供を邪魔にする前段階がもっとあったはずです。
その時は、夫を怖いというより、夫を求めていた、女の部分があったはず。
ここで、静止が出来なかった自分に気づいてほしい。
最終的には、夫のDVが怖かったと言っても、少しそれは後付けの部分もあるように思うのは 私だけでしょうか?
夫婦は、夫婦の前に男と女です。
でも、やはり、もっと前には、母親の気持ちをどこかに置き去りにしていることが、夫のDVを助長させる事にもなります。
だから、子供を殺めた父親が 重罪であることは分かりますが
妻も被害者だったというのは ちょっと違うんじゃないかな、と思う私がいます。
では今日はここまで。