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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

妻のめがね

2019年7月30日

テーマ:浮気の兆候と終結

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

パートナーとの関係に苦しみ、その苦しみの正体は何かと、追及していった時に、心理学の本の中に、答えを見出すのですが、多聞に妻の見解が偏っていると感じる事があります。

その夫像という所から、間違った見解を持っていたら、導き出される答えは、全く正しい物ではありません。

では、何故、夫をどういうタイプか、分析というか、型に当てはめたいのでしょうか?

それは、答えを出したら、安心できるのでしょう。
でも、夫のタイプを分析しても、本当の解決策は書いていません。
結局は、病名のように、夫のタイプを知っただけで、「じゃ、どうするの?」の答えはないのです。

例えは、夫のタイプがアスペルガーだと言う妻がいます。
それは物の本を読んでいたら、夫がそのアスペルガーのタイプに、殆どが当てはまると書いてあったそうなのです。
しかし、だからどうするの?と言う事が解れば相談者は私の所になんか来ないと思うのです。でも結局はそこまでは書いていない事が殆どです。

どういう訳か、当てはまる答えだけが見つかっても意味がないのに、どこか安心してしまうのでしょう。

夫のタイプの正しい分析は、妻の色眼鏡で見ているので、実際とはズレている事が多いのです。

例えば、夫が急に家の中で、暗い顔をして。塞ぎ込んでいるとしましょう。
夫は仕事上の悩みを抱えているように、妻は心配します。
帰宅も深夜に及び、ハードワークの夫を労わりますが、段々暗さは増し、その内、妻とも目を合わせなくなり、自分の部屋に閉じこもります。

それでも激務で、休日も返上して、会社へ行きます。

もちろん、妻との、スキンシップもしなくなり、余所余所しくなり、妻はとうとう、医者に行くことを勧めます。

その結果、うつ病と診断され、夫は内服薬を貰い、治療をする事になります。

・・・・というストーリーが、あったとします。

こういう問題を私の所に相談に来られた場合は、私はまずは「似非鬱病」を疑います。
何故かというのは言葉で言うのは難しいのですが。本当の病気とは、もっと違う症状が出るからです。

その穿った見方をしたら、妻は夫の薬を飲む姿も毎日見ているし、何よりもどんどん夫が痩せてくるというのです。

ま、実際にハードワークの人もいますので一概には言えませんが、だったら、何故 私の所に相談に来られたか?ということです。
深刻な病状だったら、投薬で治すしかないので、カウンセラーの所に来られても。仕方がないのです。

では、何故?と言うと、夫から離婚や別居を言い渡されたという方が多いのです。
夫は「独りになりたい」とか、「ちょっと、色んな責任から解き放れたい」と言って
解き放たれる事が、病気には一番良い効果をもたらす、と言うのです。

本当でしょうか?
人間、本当に病気なら家族の支えが必要ですし、そんな時に一人になりたいなんて考えません。

もう、これでお分かりかと思いますが。鬱は仮病です。
家で面白くない顔をしているのは、外で楽しい事があるからです。
妻とスキンシップを長い間しないのは、そういう事が出来る相手が、外にいるからです。

家の中で、ふさぎ込んでいるのは、妻と会話をして尻尾を掴まれてはいやだからです。
家に帰ってきて、すぐに風呂に入り、自分の部屋に行きすぐに寝るのも妻との会話を避ける為ですが、深夜までデートをしていたら、そりゃ身体は疲れます。

女性も恋をするとすぐダイエットするように痩せて行くのは激務のせいではなく、裸を見せる相手が出来ると、身体を絞りたくなるものです。

でも薬を飲んでいるって?
そんなのは、アリナミンだっていいのです。

私がこれまで、受けた相談の中には。薬袋まで作って。処方箋もパソコンで作り・・・・
ちょっと、会社でそんなのは簡単に作れるのです。
中には、給与明細だって、手作りで、妻に見せては、自分が浮気で使っているお金を、ちょろまかす人だっています。

それほどまでにして、浮気というのは、男性は隠したいものなのです。

でもまだ、妻が思い込んでいる事があります。
「先日も夫は病院に行ったと言ってます」と。

一緒に病院に行ったの?と聞くと、「いいえ」と言われる妻もいれば、確かに病院に行った領収書が有ります、とも言う方がいます。

それは本当に病院に行ったのでしょうけれど、現代のサラリーマンは「疲れて気分がすぐれない」と言えば、睡眠導入剤や、安定剤はすぐに処方してくれます。

つまり医者は患者が、眠れないと言われたら、睡眠薬の軽いのを出してやらないといけないのです。
口頭でにしろ、患者が、「疲労感がある」と言えば、「嘘だろう」とは言いません。
だから病気だという既成事実を作りにしっかり病院に行き、病人と言うレッテルを貰いに行くのです。

こんな自作自演を沢山、見てきましたから、鬱と言っても 私はにわかには信じません。

確かに、現代のサラリーマンは働き過ぎの傾向はあります。
でも本当にそうなのか?どうかは、総合的にみないといけないのです。
たった一つのことだけで、判断するのは危険です。

病状は、色んな事の複合的な病状が現れ、まず仕事に支障が出て、会社からも何か休む様に忠告があるでしょう。
そして仕事を言ったり休んだりで、欠勤が増えます。
管理職じゃない人は給与明細を手に入れて下さい。
本当に帰宅が深夜の人はきっと残業手当が増え、お給料も高くなっているでしょう。
それがお給料があまり変わらないようなら、残業もあまりしていないと言う事です。

家に帰って来ても、以前のように。妻と一緒の部屋に寝なくなった里、リビングのソファーで夫が寝たりするようになれば、要注意です。
きっと、夫の心の中に誰か棲んでいると言う事ですから。排除しないといけません。
その為には、現状を見極める正しい目を持たないといけません。
それがこれまで、出来て来なかったというなら、そういう場合は。視力が落ちている。
だから、もう少しよく見えるように、眼鏡の度数を上げて下さい。

では、今日はここまで。

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