夫の本音を知るには
私の所に相談を申し込んで下さる方にも、色んな方がいます。
実は、私はこの相談業をするまで、悩みを抱えている方は、出口のないトンネルで、もがいている、か弱い女性ばかりと思っていました。
しかし、この相談業も約20年近くになり、色んな方がいると分かって来ました。
中には、本当に悩んでいるの？とお聞きしたくなるくらい、自分のペースの中で物事を進めたいと言う方がいます。
例えば、ご自身のご主人の情報は、極力隠したい人がいて、その最少の情報の中で、最大の答えを求められる方がいます。
そういう方はご主人の職業をお聞きしても、個人情報だから、と、「会社員」としか答えられません。
でも会社員と一口に言っても、大企業もあれば零細もあります。
女性がいっぱいの保険会社もあれば 男性ばかりの建築関係も、会社員です。
やはり、そういう周りの情報が、夫の不倫の形を作ります。
また、高給取りならば、相手の女性も高級取りであれば、慰謝料請求をしても、堪えません。
でも個人情報を洩れる事を恐れるのですが、私はそういう方の情報を、余所に漏らす横のつながりもありません。
つまり、個人情報は洩れたら困ると言う事は、当たり前ですが、それは貰う側にメリットがある場合にのみ、危険を犯して情報漏えいをするのですが、私にはそういう危険を犯すメリットがありません。
だから、何でもかんでも、個人情報という事を恐れる必要はないのですが、こういう物さしが無い妻ほど、警戒心を持ちます。
その癖、夫の嘘が見抜けないという…用心深さの使い方を間違えています。
また、こちらも今後の作戦を練る時に、出来るだけ情報は多いに越したことはありません。
それなのに、情報の出し惜しみをします。
そして妻の考える範囲の中で、答えが欲しいと言われますが、やはり情報の量によっては、取り組めることと、そうでない事もあります。
だから、写真だけではなく、例えば調査会社などに依頼をされた場合も、調査報告書は大事な今後の情報になります。
それを出来れば見せないままで、解決策を・・・と求められる方は、妻が書いた計画図の中で、その計画を有効にする方法を教えて欲しいと言う事です。
つまり、情報は出来るだけ最小にして、妻の提供できる範囲を絵を描いてほしいと言う事の現れです。
こういう方は、もし相談に入ったとしても妻は自分の指図の中で、解決策を求められるので、
途中で、互いの方針で行き詰る事があります。
こういうタイプの妻は、きっと自分の夫に対しても、そういうコントローㇽをしてきた結果が、今の結果を呼んでいる事があります。
つまり、妻の都合ばかりで夫が動いてくれない・・・・・という不満を溜めてきた部分があるので、私と解決プログラムを組んだところで、先行きが、厳しいのです。
だから、まず、相談のお申し込みがあった時に、その妻のタイプがだいたい読めるのです。
世の中は、素直が一番。
夫婦も素直同士が一番。
どこか自分の都合で、相手を動かそうとすると、夫は居心地の悪さを感じだすでしょう。
だから、ある意味、相談の問い合わせがあった時から 私のカウンセリングは始まっているのです。
その申し込みの段階から、自分の都合だけを言って来る人がいます。（スケジュールの意味ではありません）
自分の与えた材料の中だけで、答えてくれという要望ですが、情報不足だから、もう少し情報を足して欲しいとお願いすると、難色を示します。
やはり、情報は最小限で・・・・
答えは最大限で欲しいと言う事が透けてみえてきます。
そういう方の場合は、必ず、最初に言っている事と、矛盾点が現れたりして・・・・・
意外と、何気ないやり取りの中で、その妻のタイプが分かってきます。
そうなると、結局、向こうからお断りがくる場合もありますが、やはり良いお仕事をする為に、都合が悪い事を隠していたのでは、良い結果も生まれませんから。
私は裁判官でも、弁護士でも何でもありません。
私にも短所もあります。
人間って、そういう未完成なデコボコのものです。
貴女の短所を誰も責めませんが、せっかく現状打破の相談をするのに、自分の都合のいい事ばかりを並べても、そんなの、ご主人も逃げ腰になりますよ。
そうではなく、自身の短所も認めた上で、次の段階を見つめないと、歯切れの悪い事になります。
貴女のご主人は、貴女とウン十年も一緒に暮らして来て、貴女の欠点も良いところも、みんな知っておられます。
その上で、今の問題が起きているので、ご主人は貴女のどこかの点に、問題を感じているんじゃないかな。
そういう貴女がどこか、強引か、勝手かは分かりませんが、多聞貴女の短所に、あきれての事かもしれないのです。
その上で、相談を持ち込んでも、そのカウンセラーにさえ、コントロールをしようとするなら、もう問題は解決できません。
偉そうにいう訳ではありませんが、貴女の相談する姿勢・・・・・
そこに、夫婦が壊れていった共通の原因はありませんか？
本当に人に相談をしたいという場合は、「自分を解って欲しい」という気持ちで、出来るだけの情報を欲しいのです。
それだからこそ、私も出来るだけ多くの方法が述べられます。
そんな事も探りながら、相談の予約を受けているのですが、ここで、自分の与える情報だけでというのは、意地悪な言い方をすれば、自分都合が中心と言う事も言えます。
ですから、相談の申し込みの際に、最初から、情報提供がない方には、私も良い仕事に進むイメージが湧きません。
こういう事って、意外と夫婦の事にも共通していて、自分ペースが出てしまいます。
そこで、相談を・・・と望まれているなら、もう、そこは自分を捨てて、計算もせずなりふり構わず取り組まないといけないのに、最後まで自分が人をコントロールしようとします。
自分の言い分が通らなかったら、どこか矛盾する嘘もつきだすので、そういう事は夫婦の間にも表れてきます。そういう事を、相談の入り口で気づいてくれたらなぁ～と思いますが
そういう方は 自分の希望が通らないと、それは意に添わないと言う事で御縁が切れることもあります。
残念ですが、そういう風に、御縁を育てると言う事が、苦手な方なのかもしれません。
気の強い貴女が相談を申し込んで来られた勇気、それは讃えたいと思います。
そんな貴女だからこそ、今は、もう必死にならないといけないはず。
本来は、なりふり構わずに取り組まないといけない段階なのに、やっぱり自分の見取り図で人を動かしたいと思うのは、強情すぎる。
それでは夫婦の気持ちの「柔らかい部分」なんて育たないのではないでしょうか。
ある意味、これは自分を知るいい機会だと言う事を知って下さい。
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