話し合いの効能
放送作家の鈴木おさむさんの奥様は、お笑い芸人,森山中の大島さん
結婚17年目だそうです。
私も大好きはご夫婦です。
その鈴木おさむさんが、書かれてあることに共鳴しましたので、ヤフーニュースから引用します。
テーマは「退屈な時間こそ夫婦で会話を」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190410-00000018-sasahi-life
私は日頃から、夫婦は話し合ってはいけないと、唱えていますが、それは、こと浮気のことに関しては話し合いでは解決しないという意味であって、会話は必要だと思っています。
そういう意味で 当方に相談に来られた方に「○○は言ってはいけませんよ」と苦言を呈します。
つまり、禁じ手は、いえるのですが その夫婦の全ての会話にチェックをする訳にもいかないので、言ってはいけない、やってはいけない事だけは、お伝えするのが精一杯。
そうすると、相談者は「じゃ、何を話せばいいのですか?」と問われます。
それならば逆にお聞きしたい。
貴女達夫婦は、結婚してから、ずーっと夫の浮気に苦しめられて来た訳じゃないだろうから、
そういう事が無かった時代には、何を話していたのですか?と。
また、貴女が夫の浮気に、すぐさま気付いた訳ではないだろうから、貴女が夫の浮気を知らない時期には、少なくとも普通に会話をしていたはずです。
その「普通の会話をすれば良いのです。」と言うと、頭を抱えてしまわれます。
そうです、恐らく自分たち夫婦は、どんな会話をしていたの?と聞かれると、特段思い出せることが無いという事です。
これが、「他愛も無い話題」だからか?
もしかしたら、実はあまり会話という事は無く、夫婦として子供の行事や進路のこと等
「夫婦の連絡ごと」になっていなかったか?と思い返して欲しいのです。
つまり夫婦の間の会話は、会話と言うより、業務連絡のようなことだったという事です。
夫がどんな音楽に最近はハマッているか?
妻は、どんな花がすきか?
夫は本当は時間があれば何がしたいのか?
妻は台所の使い勝手を、本当はどんなだったら便利だと思っているか?
そんな事を改めて考えると、意外とお互い知らないという事です。
それなのに、私にどんな会話が良いですか?と聞かれるのですが、私は貴女の夫と会ったこともありません。
あなたの夫はどんな事を喜ぶか?一緒に暮らしている貴女しか知らないのです。
何を話せば良いか?
と考える前に、相手は何が好きなのか?と思いを馳せる必要があります。
「面倒くさいから、今日はこんな料理を食べさせておけばいいや」では、料理の話で盛り上がるはずが無い。
料理の話をするから、季節の話にも話が広がるのです。
夫はこんな料理が好きだからと思っていても、若い頃とは嗜好が変わっているかもしれません。
もしかしたら、貴女が料理を面倒くさそうにしているから、好きな食べ物のことを言うなんて、出来ないのかもしれません。
でも、ご主人の浮気相手は貴女の夫の好きな音楽や、好きなお酒のアテを、会話の中で聞き出して知っているのかもしれません。
くだらない会話・・・・こそが大事かもしれません。
村越から「あんなこと言うな、こんなこと言うな」と言われて、自分たちが何を話していいか解らなくなっている貴女たちは、それだけ、連絡ごとしか話していなかったとなります。
連絡ごとは会話ではありません。
その人の心の中を知りたいという興味・・・・
交際中って、そんな感じじゃなかったですか?
今の貴女は、夫と会話する話題が「夫の浮気問題」しかないとしたら、それはとっちめてやろうという事しか頭にないということで、心が支配されているからです。
貴女だけでは、ご主人にも、生活は浮気が全てではありません。
季節の風の匂いは、道を歩いていて感じるはず。
知らない建物が立って、素敵なカフェが出来そうだ、とか、今度の休みはこんなところに行きたいとか・・・・・きっと、浮気問題以外の、暮らしはあるのです。
それなのに、貴女が、でも夫も対立姿勢で 私へは口も聴きません、という反論の声が聞こえてきそうです。
確かに今は緊張関係かもしれません。
でもそれは、口を開けば、夫の浮気を詮索することになっていると、夫も貴女と話したくなくなります。
浮気問題に蓋をしなさいとは言いません。
貴女の心の中に、夫の浮気が占有して、他のことが考えられないほど苦しんでいる事は解ります。
でも、貴女の口から出る言葉が、浮気問題に関することばかりだとしたら、それを糸口として打ち解けられると思いますか?
話題の全てが、それならば、もしかしたら、浮気問題があなたの生活全部ですか?
夫も貴女も、息をして、歩いて、桜の開花を楽しみにする生活もあるのです。
いくら悩んでいても、それだけではないのです。
少しは他に目も向けないと、子供達も息がつまります。
今、頭をもたげさせている事しか話題がないなんて、もったいない。
と、いうより、これまでも、貴女が話をしていた事は、貴女が興味のあることばかりで構成されていたのではないですか?
そんな事を、振り返ってみてほしいのです。
「ちょっと、大事な話があるから、そこに座って」と言うだけで、夫は身構えます。
口を開けば、大事な事しか話さないなんて、夫も貴女と気軽に話そうと思わなくなります。
会話なんて、くだらいものです。
しょうもない会話だから、心が落ち着くのです。
あなたたち夫婦に、「しょうもない会話」はこれまでありましたか?
そういう何気ない会話が、元々無かった夫婦ならば、尚更夫の浮気問題が勃発した後に
「何を話せばいいですか?」と聞かれても
「逆にこれまでは何を話していたのですか?」と、私も答えに困ります。
冒頭に書きました鈴木おさむさんの「何気ない会話」という事に大きくうなづいた私でした。
では今日は、ここまで。
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