後ろめたさ
毎年、年末に際し、掃除や片付けを終え、煮しめを作っている時に思うのですが、「これで、無事、新年が迎えられる」とゆっくりしていたら
いつもドーンと大きなニュースがもたらされます。
それは有名人の死であったり、事故であったり、と。
今年は災害も多く、各地での避難生活をされている方もいる中で、もうこれ以上、人々を驚かすニュースがおきませんようにと願いばかりです。
そんな中、昨日は、ちょっと嫌なニュースを目にしました。
フォトジャーナリストの広河 隆一(ひろかわ りゅういち、1943年9月5日 - ) が、複数の女性から性的関係の強要で訴えられました。
Me TOO です。
写真のテクニックを教えてあげると誘われ、ホテル等で暴行された多くの女性が声を上げたのです。
このニュース自身、そんなに珍しくない話です。
でも年齢に、注目してみて下さい。
75歳・・・・
この年齢の人が起こす事件じゃないって、殆どの女性は思うでしょう。
こんな男って、めったといない変態で、一般的な話じゃないと。
私達の周りには、そんな男性はいなくて、他所の世界の話で、無縁の話だと、考えていませんか?
確かに 私も若い頃は、60代の男性はもう枯れていて、お爺さんだと思っていました。
だから70代の男性なら、もうご隠居さんだ、位の誤解をしていました。
しかし現実には 70代でも、結婚をしたり、高須クリニックの院長等は交際宣言をしたりして、
まだまだ現役感で溢れています。
私は、この仕事をしていて、男性のタイプによっては、年齢関係なく精力的な方は少なくありません。
だから、カウンセリングの中で、妻が自分の夫が淡白で、おおよそ精力家とは縁遠いタイプだと考えておられるので
浮気とは縁遠い・・・と考えてられます。
でもね、疑わしいと思うときには たいてい疑わしいのですよ。
夫が家庭や妻の前では淡白を装っていても、それは装いなのです。
それよりも、男性って、いくつになってもスケベで、エッチなことばかり考えている人が多いと考える方が妥当なのです。
話を元に戻しますが フォトジャーナリストの広河 隆一さんが告訴されたのは複数の女性への性的暴行です
そんな事が、体力的に可能かどうかも含め、我々女性からすると、その年齢で、暴行してまでセックスをしたいのか?という事です。
これは信じられないかもしれませんが、「したい」のです。
そして、貴女のご主人が清廉潔白な事を言っていても、浮気の疑いがあるなら、それは性的な事が好きな人なのです。
決して、貴女が思っているいるような、清廉潔白な男性ではありません。
では何故、貴女が自分の夫を清く正しい人だと思ったのか?
それは、貴女にとって、夫がエッチで精力家であれば都合が悪いのです。
何故ならご主人は家庭では、そんなエッチな様子は微塵も見せないから、貴女は夫を真面目で、性的な事に興味があるような人と思ってないので、
浮気等とは無縁だとこれまで思ってきたからです。私がこれまで受けた相談では、浮気をしている夫を持つ妻ほど、夫がエッチなタイプじゃないと信じている・・・いや信じていた人が多いのです。
またご主人にとっても、自分の事を淡白でエッチなことは、無縁なタイプと妻に思わせておかないと、要らぬ容疑?を掛けられては都合が悪いのです。
こうして、浮気をしている夫は、妻を信じこませ、また妻は夫を清廉潔白とまではいかなくとも、ゲスなことには興味がないと信じる妻との間で、浮気は自分たち家庭には関係ないという互いが事件を無かったこととするのです。
つまり、浮気事件を夫婦が互いにもみ消すという共同作業をするのです。
これは夫から、風俗も嫌いだし、キャバクラも興味ないと聞いているので、おおよそプロ女性には夫は興味ないから安心と思わせる粉を撒いているのです。
また、これをストレートに信じてしまう妻の場合も、あまり男性の本質を知らない方が多いのです。
私はこういう妻には、一度、男性ばかりが呑んでいる居酒屋にでも言って、聞き耳を立てて下さい。
殆どの男性は酔うに連れ、シモネタやゲスな話で盛り上がっていますから、大体男性ってそんな感じです。
私は気心しれた友達の男性と呑むと、たいていは、「男は皆,どスケベ」というはなしになります。
「僕は風俗は嫌いで女性には興味ない」という人は誰もいません。
確かに、風俗は、お金も払って、むなしいという事は言いますが、逆に言うと、むなしいと思いつつ、行かない訳にはいかないというカミングアウトをされます。
つまり本音で話せる間柄でなら、男性が女性の事に興味ないなんていう人は一人もいません。
本音だからこそ、浮気もしたいし、女性も好きだという事を声高にいう連中ばかりです。
って、いうか、女性に興味のない男性なんていない、と。
願わくば、隙あらば、女性とは付き合いたいし、浮気もしたいと・・・・
「日本に法律がなかったら、なんでもしたい」という男性が多いのですが、残念ながら既婚者だから、理性で抑えているけれど・・・と言われます。
そんな風に言うと 相談者の妻は 自分の夫だって同じだと思うかもしれません。
でも、貴女に対して、夫として理性で抑えていて浮気をしないと言っている訳ではないと思うのです。
はなから、女性にはあまり興味がないと言う態度ナことが何かを偽っているという事です。
だから、もし本音で言うなら「女性にも興味があるけれど、妻の君が怒るから、余所見はしないように我慢している」と言うくらいが正直でいいのです。
ただ、実際に、結婚をすると男性はお小遣いも乏しいし、風俗なんか行っている場合じゃないし、素人の女性とお付き合いするなんてもっての他。
実際に行動に起こすかどうかは別の話で、「女性は好きだ!!」と言っているくらいが自然な男性です。
なので、夫に浮気の気配を感じたときには、夫が他の女性に興味を持たないとあまり畳み込むように、急いで考えないことです。
貴女が、夫を疑うことを止めたら、浮気問題は打ち消され、益々地下に潜ります。
少しでも、夫に浮気の疑いを持ったなら、打ち消すのではなく、もう少しだけ、疑ってみて。
疑うことが悪いことなんて事はありません。
疑わないといけないときもあります。
疑うからこそ、本当が見えてくることもあります。
よく、私のところに相談してくる相談者は「夫の携帯を見たらよくないのは解りますが、見てしまいました」と、申し訳なさそうに言われます。
大丈夫ですよ、そんなに自分の行動を卑下しないで下さい。
疑わしい事は、解明していくべきなのですから。
火の無いところに煙は立たない。
少しでも 煙が立っているなら 大火事にならないように、火の元を確認するのは当然です。
解らない事は確かめる・・・これは何も恥ずべきことではありません。
75歳でも男性は、女性とセックスをしたいのです。
相談者は自分の夫はそんな俗っぽい人間ではないと思うかもしれませんが、あなたのその思いが、夫に演技をさせてしまっています。
貴女も自分の夫とは、本音で話しを出来る関係になりたいでしょ
だったら、余計に夫に綺麗なものを求めてはいけません。
もちろん、ご主人自身が、正直に心を開けないのかもしれませんから、
貴女の理想像を、一旦捨ててください。
そうしたら、ご主人も貴女に噓をつく必要がなくなります。
男性は幾つになってもエッチで、どんな形でもセックスをしたいと望んでいます。
それを30代や40代で、セックスを全くしなくなったというなら それは病気かもしれませが
その病気を夫が負担に思って無いなら、それは似非病です。
仕事がオーバーワークでは夫はストレスを溜め込み夫が自宅でふさぎこんでいたりすると妻は夫の健康状態を心配します。
しかし、そのうち、メッキがはげ、当方に相談に来られます。
そうです、その似非病は、仕事のストレスでもなんでもない。
不倫をし出す時期に見られる現象ですが、浮気相手とデートして、しぶしぶ帰宅した家では、夫はポツンと一人部屋に閉じこもりがちですが
これは浮気相手の事を思っていたいだけ。
妻に話しかけられたら、余韻に浸れないし、何なら、妻とは別々の寝室にしないと、ラインもメールもできないから、一人でベットに潜り込みたいのです。
そういう事をするには、「僕に構わないでオーラ」を発するためには仕事のストレスで、しんどそうにしないとならないのです。
だから、「僕に話しかけないで」と妻からの話しをシャットアウトする為に、うつ病を装うのです。
要は腫れ物に触るようにと言う言葉がありますが、浮気をしている夫は 腫れ物だから触らないで、モードを出さないといけないのです。
仮病とまでは言いませんが、夫が家庭の中でふさぎ込んでいるのは、浮気をしているから、家庭がつまらないのです。
「一人になりたい」とか、「俺には居場所がない」という言葉の真意は、独身にならないと、不自由で仕方がない、という事です。
居場所がないというのは、隠し事をいつボロを出さないかと冷や冷やしているという事です。
だから、落ち着かない・
そこで「おれの居場所がない」という事を言うだけで、その言葉を言うと、浮気が現在進行形であるとも言えます。
でも、仕事が忙しくて、そんな浮気をする時間がない、と思っているのは妻だけです。
忙しいからこし、少しの時間を作ってでも、浮気相手と落ち合います。
夫はそんなに、お小遣いを持ってないから、浮気が出来ない、と思っている妻へ、だからあまり費用は使わない、地味なデートを夫は、しているかもしれませんが、そういう地味なデートに落ち着き始めたら、ある意味、不倫関係も安定期に入ったと言えます。
そうなると、家庭の中でも夫はやっと余裕が出来て、妻や子供達とも会話が増えてきます。
これを妻は 夫の「ウツ抜け」と勘違いするでしょうけれど、それは違います。
不倫関係が揺るぎ無い関係性に定着したことなのかもしれません。
今年、色々不安があった方へ
来年は、問題に蓋をせず、怖がらずに、私の分析を頼りにして下さい。
じゃ今日はここまで。