サイレントナイト

メリークリスマス！！
楽しい聖夜を過ごしていますか？
または　一人ぼっちのクリスマス・・・・「クリぼっち」の方もそれなりの夜を過ごしているなら、良かった良かった。
私はこの年になって思うこと。
夏休みが楽しいのは2学期があるからこそ。
ずーっと休みなら、メリハリが無い。
冬があるから、春が恋しいのは、冬の寒さがあるからこそ。
夜明けがあると信じられるから、夜の暗さに耐えられる。

でもね、改めて思うのは、お正月が楽しみなのはお年玉を貰える年齢まで。
夏の暑さが嫌じゃないのは、水着を着られる年齢まで。
誕生日が楽しいのは、祝って貰える年まで。

そんな事を思いながら、結婚生活も思い出すと、子供が男の子だったので、クリスマスパーティーなども、そのうちしなくなり
年頃になると、子供は家には寝に帰るだけ。
元夫はというと、会社の人達と、忘年会や、飲み屋のクリスマスパーティーへでかけ午前様。
一人ぼっちのクリスマスも慣れかけた頃、元夫は仕事を辞め、家には私と二人。
本当のさびしさって、一人のことではなく、二人でいても孤独な方がもっと寂しいというものです。
そういう意味では、今は独身の私ですが、気の知れた友人達と気が向いたときに会って騒ぎ・・・
自由なんです。
でもちっとも寂しくないのは、今日が一人でも、又正月になれば、孫子に会えるという楽しみがあるから。
つまり寂しさって、人数じゃないんですよね。
今が一人でも、この先に楽しいことが待っているという希望があるから、寂しくないので、言い返せば、先に希望がなければ
今がいくら、裕福でも、いくら周りに人がいてにぎやかでも、気の合わない人なら、やはり孤独を感じるだろうな～と思うのです。
だから、遠距離恋愛ってあるんでしょうね。
目の前に、好きな人がいなくても、地球の端と端でも、心が繋がっていたら何もさびしく無い。
人生においての寂しさって、この先に希望が持てないことだと思います。
イブの今夜、例え一人ぼっちでも、この先に希望を持ちましょう。
ところで、このクリスマスが終ると、毎年、妻からの相談が増えます。
今年等は、連休ですから、当然家族で過ごすと考えられていたのに、連休にご主人が、家に居ない。
毎年、一緒に過ごしていたご主人が、仕事か何かで家を留守にしているが、何かがおかしいという相談です。
中には、クリスマス前に、小さな喧嘩をしてしまい、夫とは、別々の夜を過ごした、と言う方もいます。
でもね、自分の家庭の事は、自分しか解らないと思われていますが、実は、クリスマス前に夫婦喧嘩をする家庭は多いのです。
日頃から、小さなぶつかりはあったとしても、わざわざ、クリスマス前に、ハレーションを起こすというのは、よくあることなのです。
特に夫側に、何か異性の影がある場合に、よく起こる現象です。
わざと妻に喧嘩をふっかけ、クリスマスは、決裂したままになると「お互い自由に過ごす」ことが出来ます。
堂々と別々に過ごす宣言が出来るようにする為に、夫は妻にわざと決裂状態を作るのです。
毎年、家族一緒にクリスマスを祝った夫が、今年は、外でクリスマスを過ごすには、
仕事も口実に出来ない場合や、外泊をしたい場合は、出張というのも無理があるとなると喧嘩が一番なのです。
それほど休みなのに、家を空けるという事が大変と言う事は、これまで、家にいる事が自然だったという事です。
だからこそ、家族以外とクリスマスを過ごすのは至難の技という事です。
喧嘩は、深刻に悩む必要はありません。
喧嘩は怒る為の起爆剤で、その怒っている内容などは、余り関係ありません。
これを知らずに貴女が、いつもどうりの口答えをするというのはご主人に
怒る餌を与えてしまう事になります。
要は、夫は怒るために怒るという行いをします。
これは、この休みは夫は自分の自由にしたかったのだと思います。
浮気デートが目的だと考えるのが妥当で単純な話です。
だからここで貴女がしてはならない事は夫を理詰めで責める事です。
喧嘩の後、心にぽっかり穴が開いたように、寂しさを感じるとしたら、
貴女の言動が原因ではないので、そんなに苦しむ必要はない。
きっと、仕事には支障をきたさないようにケロッとして帰宅します。
そして会社の出勤には涼しい顔をして、行けるよう、明日の夜には平和協定を結んでくるでしょう。
だから、喧嘩の中身に、悩まず、黙って夫の顔を見ておいてください。
「そんな風にしてまで、誰かのところに行きたいのだ」という文字が夫の背中に描いてあるはず。

夫婦の会話はサイレントナイト

こんな様子を読み取るようにして、これ以上夫とは喧嘩をせず、
私のところに、相談してみて下さい。
色んな事例がありますから、一緒に考えて行きましょう。
では今日はここまで。