浮気をやめさせる為のセオリー
物事は 準備8割
夫婦に問題が起きた時、たいていの人は、話し合いをします。
特に 私のコラムを読んでくださっている方も、話し合いをやっちゃいます。
構わないのですよ。
人と人が理解し合えるのは、最終的には話し合いが一番いいのですから。
でも、こと、浮気問題においては なんでもかんでも話し合えば良いというものではありませんから
それでも話し合いたい場合は。準備をした上でしましょう。
では、どんな準備?
それは、浮気問題の場合、たいてい聞かれて素直に認める人はいないので、それを認めさせるには、
何らかの事実を掴んだ上で確信を持って話をしないといけませんし、それを単に突きつけるというのは
話し合いとは呼びません。
と、いう事は話し合いをする前には、自分の言いたいことを、整理してまとめておかないといけませんし、
まとまらないなら、まだ話し合いをしてはだめという事なのです。
そして大事な事は、相手(夫)がどのように告げてくるか?それをシュミレーションしなければなりません。
何なら ワンパターンではなく、夫の出方を何通りか想定し、それに対してのこちらの答えも用意しておかないといけません。
それが実は、話し合いを持ちかけるあなたも、ワンパターンしかないから、事実を知っていると告げたところで、シラを切られてお終いです。
と、いう事で、話し合いとひと言で言っても簡単ではありません。
浮気をしている本人にすれば、ばれたら死活問題なのです。
では、何が死活問題でしょうか?と相談者の妻に聞いたら、「妻にばれること」が死活問題と思われていますが、確かにそうですが、実は その先なのです。
妻に浮気がばれて、家庭が壊れると妻はイメージしていますが、そうではありません。
本当の死活問題は、妻に浮気がバレて何らか浮気相手に文句でも言いに行かれたら、浮気が出来なくなる事にご主人は危機感を感じているのです。
つまり家庭の崩壊は避けたいところだけれど、それ以上に浮気相手との仲が終ってしまう事を一番恐れているのです。
だから、あなたが喧嘩腰で向かうと、ご主人だって逆切れで応戦するしかなくなります。
要はご主人はあなたを警戒している限り、ご主人にとっても貴女は敵なのです。
これをご主人のタイプや性格を考えず、あなたの言いたいことだけを言うということをしたら、一回で決裂します。
このように、話し合いひとつを取っても、相手の出方次第で、何通りもパターンが出てくるかもしれないので、あなたが言いたいことを言って撃沈と言うのは あなたがワンパターンしか考えてないという事になります。
これを何と言うかというと、あなたがひと言、言いたかっただけ、という事なのです。
これは話し合いではありません。
だから、日頃から 私は、話し合ってはいけないと言っている理由は、話し合いをするなら、相手からの返答がどんなことが返ってきても、あなたは応戦できないといけないのです。
将棋の手のことを 私はよくたとえ話をしますが、1手も2手も先を読んでおかないとこの勝負は負けます、だからこそ、話し合いを持ちかけるときには、夫が逆切れしない言葉を選ばないといけないということです。
でも、こんな風に、偉そうに書いても、普通の人は、あまり先は読めません。
だけど 夫の性格は読めると思いますので、ご主人の言いそうなことに対してイメージトレーニングをしておかないといけません。
それさえも、出来ないなら、話し合っても意味がないという事を解り、話し合いを控えるべきです。
そこで、自分で何でもかんでも話し合いで解決出来るという幻想は捨てようという事になります。
そして、ご主人に話し合いを持ちかけて、玉砕するなら、その前に 当方に相談に来てね。
あまり自分で、動かないようにお願いいたします。
では今日はここまで。