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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

浮気問題終結…その後

2018年8月2日

テーマ:夫婦関係修復について

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

暑いですね。今年はもう大変・・・・コラムさぼっています。
しかし、これじゃあ、いかんとちょっと普段のテーマに戻ります。

「夫と浮気相手と別れさせるノウハウを教えて下さい」と、よく聞かれます。
特に、直接相談に来られるのではなく、電話をいきなり掛けて来られて、出来れば、この電話で
答えて欲しいと・・・・と。
そんな、10分や15分で答えられる事ではありません。
まして、誰にでも通用する同じ答えはないのです。

貴女の年齢、夫の年齢。それぞれの仕事。子供の年齢。初婚か再婚か?
またご主人の仕事柄、交際範囲も、行動範囲によっても、浮気相手も違います。
会社の同僚か、水商売の人か?
その相手は独身か?既婚者か?シングルマザーか?バツイチ子持ちか?
浮気をしてから何年か?
生活費は順調に家庭に入れているか?
別居か?単身赴任経験者か?

一杯、聞かないと何も分かりません。
だから、そういう登場人物の織り成す出来事なのです。
浮気する組み合わせによって、本当に今の事象は、それぞれなのです。
だから 浮気相手と別れさせると言っても、それはどんな相手にも、同じではないです。
状況を見て考えていかないといけないのに、
「今日、夫と話し合いをします、その前に何か、いいアドバイスを」と
焦って電話を掛けて来られますが、そういう焦っている人ほど、落ち着いて物を考えず
思った事を全部口にして、夫婦関係は最悪になってから、やっと現状が厳しいと気づかれるのです。

2人を別れさせる方法・・・・・
正直言って、最終的な方法は、似たようなものです。
しかし、そこに到達するまでの道が違います。

大阪から東京にいくのも 新幹線を使う人もいれば、飛行機を使う人もいます。
到着地は一緒でも、行き方は、ひとそれぞれ。
交通手段という無機質なものでも、それぞれの好みもあり、ゴールは一緒でも手段は違います。

まして、生きた人間が織りなすドラマですから、それぞれの登場人物の特性によって、粘着質のある付き合いもありますしその相手の執着心も、色々です。

それを、簡単に教えて欲しいと言われますが、レシピだけをしれば出来るというクックパットの料理じゃないって、いうの。

堅い職業の男性ほど、ギャップを求めて、エッチなのです。

浮気をしたご主人を庇う訳ではありません。
ストレスが原因だと、甘やかすつもりもありません。
でも、大事な事は、ご主人を断罪する事は出来ても、ご主人を叩くだけでは、
これからも同じ問題は起きます。

良く妻が聞いてくる言葉で、「夫の浮気を止めさせてもまた同じことをしませんか?」と。

そうです。夫婦の間に、同じ問題を抱え、ご主人の浮気をした理由も知らないようでは、犯人叩きをしたところで、根っこは残ったままです。

この原因をいちカウンセラーの私が取り除く事は出来ません。

つまり ご主人から、浮気という玩具を取り上げても、それだけではご主人は退屈するのです。
それよりも、これから夫が何を思って生活していくのか、これが夫婦の課題になります。

何かが足りなかったのでしょう?
それを悪い事か?良い事か?だけで、断罪するのではなく
これから夫婦が答えを探していかないといけません。
残念ながら その答えは妻とでしか、見つけられないものかもしれません。
私の役目の、救急隊員と同じ。
応急処置です。
崖から落ちそうになっている人を、ロープで、落ちないように留めただけ。
救急隊員の役目は命拾いのお手伝い。
骨折したら、骨をくっつけないといけませんが、ちゃんと機能するには
整骨院でリハビリするでしょ?

あとのリハビリは本人の努力になりますが、リハビリのサポートは妻なのです。
それが本当の二人三脚になります。

夫から浮気相手を離れさせて・・・・その後、夫はまた浮気をしませんか?と聞かれますが
いやいやいや、妻がほったらかせば、またやりますよ。
何なら、妻がお仕置きばかりしか考えて無いようでは、いけません。
飴と鞭。
どちらが多くてもいけません。

人間って、色んな面があるという事です。
「こんな風に妻を裏切る事が出来る人なんだと」怒るだけではいけません。

むしろ、片面だけしか見て来なかったのは、妻が片面しか見たくなかったからかもしれません。
夫も、健全な自分の片面だけを見せていたら安心している妻を見て、益々片面でしか
妻に付き合ってこなかったのです。

「僕は風俗は嫌いだ」という人に限って風俗は大好きです。
「僕は若くもないから、身体がいう事、聞かない」とか、
「僕は淡白だ」言いつつ、エッチなサイトばっかり見ている人は、
実は精力家です。

夫が妻に見せている顔。
それは、本当は妻が見たい顔なのです。
妻が夫の裏の顔を、いつか否定した事はありませんでしたか?

「子育てが大変で夫を構ってこなかった」と妻がいいますが、そこじゃないんだな。
別に夫だって、赤ん坊を一生懸命に育てている妻に、手を止めさせてまで、夫に構って欲しいなんて思っていません。
子供のオムツ替えをほったらかしてでも、夫に手を掛けてくれとは思ってませんよ。
そこは自分の子供だから、夫だって妻が髪の毛振り乱して子育てしている事には感謝してますよ。
ただ、子育てで手がいっぱいという事を大義名分にして、夫の気持ちにも
触れて来なかった事が寂しかったのだと思います。
気持ちに触れる事・・・・・
これは、そんなに手間暇要りません。
お金も掛かりません。
愛情のある言葉を掛けてあげるくらいはしてあげてほしいな、ご主人には。

それとも、夫こそ、妻の話を聞いてくれなかったから、妻がその仕返しの意味で
夫に指一本触れさせなかった?

そうなれば真夏の怪談ですね。
ちょっと背筋がゾワっとしました。
お~~~怖っ!

では今日はここまで。

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