別居中の夫婦への対処法

別居中の夫婦への対処法
よく相談者が口にする事に、「第３者を入れて」と言う言葉があります。
その第３者というのは公平、公正な立場という意味で言えば、一般的には弁護士を指します。
でも、あなたの今の状態が別居という事であれば、あなたが相談すべき人は果たして弁護士でしょうか？
また、こうも言われます。
浮気するご主人がいくら妻と話し合っても、しらを切って浮気を認めないときに、私が「事実確認として証拠は必要ではないですか？」という質問に　下記のように答えられます。
「探偵等を使って証拠を掴むときは　離婚すると決意した時」と言う風に言われます。
はたして　本当にそうでしょうか？
証拠を掴んで事実を掴むという事は　離婚するとき・・・・・
これって、多くの相談者が思い込んでいますが、事実を掴んだときは離婚する時というなら、
夫婦として続けていくなら、事実は見ないようにという事になります。
更に、加えて言われるのは、離婚をする時には証拠を握って、弁護士に相談すると・・・・・
その為に、証拠という事実を掴むことなく、夫とやり直す為に話し合いを重ねてきた、と。

その結果、話し合いを避けられ、夫からは更なる裏切りや嘘をつかれ、夫婦関係が疲弊して・・・・
離婚の話にまで発展した結果、弁護士に相談に行った、と言われます。
もし、離婚になった場合は、財産分与はどれくらい？
浮気相手への慰謝料請求はどのくらいの金額が適当か？
弁護士に相談するには、最終地点だという事を、以前から明言していた通り、
そうです、今は残念ながら、離婚への最終地点に来てしまったのです。
あなたが言っていた通り、離婚する時は弁護士さんに・・・・その通りになってしまったのです。
でも、それって、あなたは本当に予想をしていましたか？
心の中では「最悪の時は弁護士に・・」と思っていたなら、思っていた通りになった理由は
取るべき舵を間違った方向だったから、最悪の結果になったのです。
よく、浮気の証拠を突きつけたら　夫との関係が修復不可能になると、言われます。
そうですよ、誰が証拠を突きつけろと言いましたか？
それなのに「証拠」イコール「離婚」とあなたが決め付けている間違った知識です。
探偵を雇い、証拠を掴んだと時は「離婚」
証拠を掴んだら弁護士に相談して「離婚する時」
・・・どれもこれも、全部貴女の勝手な思い込みと間違いなのです。
今、もしかして、貴女が弁護士の門をノックしたなら、改めて聞きたい。
貴女は離婚を望んでいたのですか？と。
きっと、貴女は弁護士を目の前にし、言いだせなくなっているだけで、そこにいても
本当は「離婚したくない」と言うのが心の叫びではないですか？
そうです、この様な状態になっても貴女は本当は離婚を決意できてないのです。
人は結婚したからには余程のことが無い限り、離婚をしたい人なんていません。
それなのに、貴女は自分の間違った見解で、離婚へ、離婚へと自分でレールを引いていったのです。
今さら、そんな事言われたって・・・と思うかもしれませんが、