不倫は時間をさかのぼれば見えてくる。

村越真里子

村越真里子

テーマ:倫活

昨年は芸能界や政界にも文春砲が撃ち放たれ、今年は、週刊新潮も負けじと新潮砲が砲弾されました。
橋本健神戸市会議員と、元speedの今井絵里子議員の不倫騒動。
私は決して有名人ネタばかりを取り上げるミーハーライターと誤解をしないで頂きたいのですが、
やはり有名人が公言する事って、一般人の生活に起きている事の代名詞になるので、分かりやすいから題材として捉えているのであって、何度も言いますが決してミーハーじゃないです。
「えっ?言えば言うほどミーハーに聞こえるって?」
村越「汗;」
ま、それはともかく、やはり政治家は芸能人とは違って言葉には責任が生じる職業ですから、いくら口では弁明しても、聖職者は、いい加減な事を言って貰っちゃ困ります。
一緒の部屋に一晩過ごして、何もなかったなんて誰が信じます?
はっきり言って、世の中の不倫で、誰もベッドの中の事って証明できません。
でも、推し量るという事で、「それだ」と断定するのです。
裁判だって、ラブホテルに出入りしたら、もうそれは不倫と断定します。
一般人の話ですが、不倫の始まりは、まずホテルに行くところからです。
しかし、一般のホテルには、チェックイン、チェックアウトの時間にあまり囚われない、ラブホテルが手軽でいいのですが、付き合いが長くなってくると、「部屋」に落ち着きたくなるのです。
ラブホテルにしても、費用の面では馬鹿になりません。
5千円のラブホテルに週に一回、行ったとして月に4回、2万円です。
ご飯も食べず、お酒も飲まず、ホテルに直行しても、月に2万円掛かります。
そこで、ちょっとお酒を飲みに行ったり、食事をして2人分を男性が負担したら、サラリーマンのお小遣いは、すぐに消えて行きます。
普段のお小遣いを全く使わず、お昼休憩に缶コーヒーすらも節約して、やっとこさ小遣いの範囲です。
と、なると、不倫が長くなれば、相手の部屋に出入りしたりします。
そうなると、ホテル代は省けますが、マンション代が、掛かります。
勤務後に、浮気相手の女性のマンションに行けば、小遣いも節約できますが、その段階で、浮気は成熟度を増しているのです。お小遣いを使わないからいいと言うものではありません。
妻がご主人のお小遣いを管理していて、特にお金を使っていないからと言っても安心はできません。
女性のマンションに出入りするようになっていると言うのはそれだけ、不倫が深くなっているのです。
恐らく、その段階になると付き合いも安定してきますから、夫も家庭では落ち着きを取り戻します。
浮気が妻にばれて、すったもんだをした時と比べたら、夫は帰宅時間も早くなり、土日も、自宅で過ごすようになり、夫婦仲も一見、上手く行っているように見えてきます。
思い出して下さい。浮気が発覚した当時の事を。
妻の貴女も動揺して、帰宅の遅い夫を問い詰め、何なら外泊も疑い、喧嘩が絶えなかったはずです。
夫もその問い詰めに応戦し、女性と別れるとも宣言するか、不倫を全面否定するか、したはずです。
当時の夫は逆切れし、妻を責め、自分の釈明に終始したはずです。
しかし、それから時間が経過し、夫は以前とは違い、帰宅時間も早くなり、休みも子供と一緒に過ごすようになります。
でも、これは、ご主人の不倫段階が安定したから、初期の頃の様に、浮気相手と必死になって逢うことも必要なくなったから、落ち着きを取り戻して、妻とも喧嘩をしなくなります。
これを、不倫が終わったと妻は勘違いしますが、そうではありません。
妻にばれたから、今後はばれないように、女性とタッグマッチを組んで、不倫を水面下に潜らせただけで、妻が問い詰めた事によって、何をしたら、疑われるのかを学習し、その逆手を会得しただけなのです。
だから、家に早く帰宅するようになったからと言って安心するのではなく、不倫が安定期に入ったという事も言えるのです。
悲しい事実ですが、夫が妻とも落ち着いて話すようになるのは、本当に浮気が終わったとも考えられますし、別の角度から見ると、妻には疑われないように、腕を上げたという事もあります。
不倫が落ち着けば、「安定」を求めるとしたら、浮気相手にとって、いつまでもゴールのない付き合いでいいはずがない。
まして、勤務後に女性宅に寄り食事でも食べていく仲になると、それは「暮らし」を連想します。
そうなれば、いつか妻子ある人とはいえ、その人との結婚を望むようになります。
だから、不倫という立場に甘んじているのです。
男性には「性のはけ口」や「遊び」と言う言葉があっても、女性が不倫や遊び相手でいいと考えるはずがない。
もちろん浮気相手も、既婚者で、家庭があれば、ラブホテルしか、落ち合う所はないでしょうけれど、
それでも女性の立場で「遊び相手でいいと」いう女性は、あまりいないでしょうから、自分の子育てが終われば、自分の夫と離婚をして、貴女の夫といつか一緒になりたいと目標を持って不倫を続けるのです。
こうして考えると、不倫に気づき、夫婦喧嘩が絶えなかった時の方が、まだましなのかもしれません。
何故なら不倫発覚後に夫婦仲が落ち着いたら、それは妻が何をどういう風にリサーチしているかばれてしまっている事なので、夫が裏を画いてくることは、容易くなり、不倫が巧妙に隠されてしまうという事になります。
こうして、「不倫は時間の経過で現れてくる現象が違う」のです。
時間を読んでいくと、色々な事が見えてきます。
さ、そこで 冒頭に書きました、不倫ネタですが、それぞれ議員が釈明していますが、言葉に囚われないで、時間を読んでいくと、真実が見えてきます。
改めて、私が述べる事ではないかもしれませんが、当方に相談に来る妻が、まったく分かってないと感じる場合があるので、人の事なら良く分かるのでこのゴシップをあえて題材にします。
付き合いの一番燃え盛っている時は、片時も離れたくないのです。お互い子供が居て、大人の恋愛の仕方も、経験して来ている人が、人を好きになって、プラトニックラブで収められるほど、人間は強くない。
時間軸をさかのぼれば、真実が見えてきます。
橋本議員は やく5年前から夫婦関係が破たんしていたと言ってます。
でも下のお子さんが、5歳前後だそうです。
そして、1年前に、今井議員と知り合い、選挙応援をし、その後今井議員に交際を申し込んでいます。
同時期に、今井議員は、彼氏と昨年末に別れて、橋本議員は離婚調停を申し立てています。
今井議員は橋本議員からの交際申し込を受け「離婚も成立してない間柄で、交際は出来ません」
・・・・・う~~ん
これは、交際を申し込まれ、すぐに「YES」とは言えないと、言った事は事実でしょう。
でも、その後、「妻とは絶対別れる~~」と言って、橋本議員に押し倒されたのでしょう。
それで、始まったから、今井さんも彼氏と別れたのです。
要は、お互いに晴れて独り身になりましょう、ということで自発的な交際なのです。
橋本議員の「妻とは終わっている」という事を受けて、だから「略奪愛」ではないというのは詭弁です。
もう、私が言うべき事ではないですが、不倫をしている人はみんな言うのです。
「人の夫を取ったのではない、好きになった人が、たまたま家庭があったのだ」と。
不倫をいくら疑われても、誰にも密室の出来事は見る事は出来ないから、ホテルの部屋では「勉強会」と言っても、ホテルではベッドが一つか、ツインか分かりませんが、必ず、睡眠を取るのです。
今井議員がパジャマに着替えているのに、橋本議員がスーツのままで居るはずがなく、きっと一つの部屋で眠るのです。
それほど、片時も離れたくないから、新幹線の中でも手をつなぐのです。
二人の仲が深くなっているから、何とか時間を合わせて逢うのです。
それはどれだけ、肉体関係はないと言った所で、手つなぎ新幹線が二人の付き合いがプラトニックじゃないと表しています。
こうして時計を逆回しにしていけばわかることがあります。
よく私の所に相談に来られる女性で、浮気相手と別れたという夫から離婚を迫られているが、という相談を受けます。
これは時計を逆に回して下さい。
浮気相手と別れるつもりがないから、妻と離婚をする必要があるのです。
ただ、女性と「終わった事」として別れたと言わないと、妻も離婚に合意するはずがないから、別れた事にするのです。
物事は、今の事象を見たら、その前が分かります。
一般人の不倫でも言える事は、有名人においても同じなのです。
いくら言葉でとりつくろっても、今の事象を見れば、真実は透けて見えるのです。
私はテレビで、橋本議員の釈明を見ていて、「一線は越えてない」といいながら、新幹線の中で自分から手を繋いだというのを聞き「高校生じゃあるまいし」と思わず一人突っ込みをしました。
心も身体も繋がっているから、新幹線の中でさえ、手を繋ぎたくなるのです。
言葉は嘘を言えます。表に現れている事が、心を表します。
言葉は建前、本音は行動、という事です。
では、今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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