夫婦の悩みは誰に相談するか?Vol、2
本当の事って何なのか?
私はつくづく考えるのです。
当方に相談に来られる方には、夫婦の色んな局面を迎えてらっしゃいます。
中には「ただ、話しを聞いてもらいたかった」と 私に会いに来ていただくありがたい方もいます。
しかし反面、池におぼれた水鳥のように瀕死の状態の方もいます。
ただ、圧倒的に多いのは、夫の裏切り行為にあって、路頭に迷っている方ばかりです。
生まれて始めての体験で、誰も道が見えないのです。
そんな中、現状というか、今の夫婦の状態を把握せずして、
「夫婦のありかた」とか、「よりよい夫婦関係」などと
頭でっかちなことを言っていても始まらないのです。
皆様、今の状態を何とかしないといけないことは分っているのです。
でも、何とも出来ないから、ハウツー本に頼るのですが、実は
それ以上に、何かを捜し求めているうちが現実逃避ができるのです。
昔、皆様の周りにもいませんでしたか?
大人になってもお勉強ばかりしている人って。
資格をいくつも取って、それで特に何か仕事に就くと言う事ではなく、
ずーっと自分探しをしている人っていませんでしたか?
私などは学生時代に全然勉強をしなかったので、社会人になって働きたくって仕方がなかった。
でも昨今は「自分さがし」の如く、どんな資格をとっても、
自分に合う仕事ってなにだろうと ずーっと勉強をしています。
つまり、いつまで経っても自分の立ち位置が分ってないとなれば
ただいま勉強中となるので、本当の自分に気づかないのです。
いつまでも発展途上ということは、今の自分は本当の姿ではないと言う事になります。
だから、今、起きている事実は、現実じゃないように感じてしまうのです。
いつまでも大学生が学校を卒業しないみたいな状態?
もう研究は充分したなら、後は腹をくくって社会人になって
仕事で、実力を見せればいいのに、「私、まだ本気出してない」というように
今、ここにいる自分を受け止められないのだと思います。
もう、そろそろ、決断するときでしょ?
いつまで、カウンセラー探しをしてるの?
しかも、無料相談ばかりに電話して、何が得られるの?
あ、ごめんなさい、私も15分の無料相談をしてるんだった。
でもね、私が無料相談って書いているのは、多少でも私の声を聞いてみて
それで、実際の相談に申し込みにしていただけたらいいな、と無料相談を
しているのです。
そんな中、男性の相談ってたいがい、もうどうしようもない状態になって
本当に切羽詰って、電話をしてこられます。
妻が調停を申し立ててこられて、明日が調停だという男性。
または、妻がDVシェルターで保護されているという男性。
妻が、夫の出張中に家財道具全部引き払って出て行ってしまったと嘆く男性。
たいてい、そういう人に限って、無料相談に電話を掛けてこられます。
別に、いいんですよ。無料であろうと、有料であろうと・・・・・
でもね、正直言って、何故か、大変な内容の相談に限って、無料相談で何かアドバイスを
くれっていわれるのです。
百歩譲って、切羽詰っているからこそ、色んなところに電話をしまくってるから
いちいち、有料でお金を振り込んでいる暇もないのかもしれません。
しかし、翌日に調停がある人も、調停の日程は必ず1ヶ月前には決まっているはずですから
それまで、何をしてたの?って感じです。
もちろん、万策尽きて・・・困り果ててお電話を頂いたのかもしれません。
全く、これまで、何も考えてこなかったはずはないとは思います。
しかし、本当の答えは、そんなにぎりぎりにならないと分らないとか、
お尻に火がつかないと行動できないと言う事も、夫婦の溝の原因かもしれません。
そういう意味で、当方へ電話を掛けてこられても、どうしようもない状態に
なっている人に限って、無料相談ですから、15分で何かアドバイスを、と言われても
答えに困ってしまうのです。
本当に真剣な人は、自分の問題を軽視していません。
だから無料電話にしても、そこでは感触を確かめて
必ず、電話相談にしろ面談相談にしろ、有料相談に繋がっていきます。
でも、冷やかしとまではいいませんが、とにかく無料がいいとばかりに
お電話を掛けてこられる方の特徴はお話していたら分りますので、
一度、予約を入れて有料相談に切り替えましょうとは私は言いません
中には奥様が貯金通帳を全部握って家出をしたような気の毒な夫はいます。
そういう男性は有料相談が厳しいのは分ります。だから無料相談なのだと思います。
そういう真剣な男性には、私だって鬼じゃないんだから、なるべく方向性くらいは
お伝えするのです。
しかし、一般的なサラリーマンで、何なら奥様に、充分な生活費を払ってなかった結果
妻が家出をしてしまったケースなどは、夫が経済的にケチで、妻が出て行ったので、
夫はお金がない訳ではない。
それが分らないといけないのに、相変わらず、何でも無料がいいとばかりに、無料相談に
電話をかけまくっているとなると、そういう方の相談は方がお断りをしているので分ってほしいのです。
要はそう言う事を通じて、その男性に分ってほしいのです。
当方は、始めての相談は 8640円です。
時間はフリーです。(二回目からは30分5400円)
たいてい初回1回で、方向性は示せますし、継続して
何度も相談される方はほとんど居ません。
つまり、初回で殆どの解決策にまで、辿りつき付いてきて下さる方ばかりです。
私のお教えすることは、とにかく今やらねばならない事です。
正直申し上げて、夫婦が一生仲良くなれるように、ずーっと見守るというような
相談の形はとっていません。
とにかく夫婦の問題の原因については 早期発見早期解決を目指しています。
だから、一生、夫婦の関係を良好にする方法を、伝授して、長きに渡って指導をすると言う事は
やっていません。
でも、より良い夫婦関係を保つ秘訣は、何度かのカウンセリングの中で、お教えしますが
それを、心がけていただけると、100%新婚のように仲良くとは行かずとも現状は打破できるでしょう。
つまり 私のところのアドバイスは、怪我で言うと、応急処置のようなもので、病院に来た方が
「一生、健康で過ごせる」かどうかは別問題なのです。
病院に例えると、救急病院です。
でも、相談者は一生健康に過ごせるように、生活習慣病の指導できる内科医、何なら、サプリメントや
漢方薬というような、東洋医学を求めてられます。
皆、身体にメスを入れたくないのです。手術をする外科医を求めているのではないのです。
しかし、漢方薬のような飲み薬で治る病気ばかりじゃないのです。
時には、骨折していたら、骨をくっつける手術はしないと、歩けるようにならないのです。
それなのに、患者であるあなたは、漢方医のところで、漢方による改善を求めているのです。
ここがお分かりになったら、緊急手術の必要性をご理解ください。
誰も痛い思いにお金を払いたくない。
でも、痛いところを治すためには、若干の治療費も
若干の痛い思いをして治さないといけないのです。
だから、カウンセラー探しのジプシーで、無料カウンセリングばかりを
受けているのは、覚悟が足りない。
もちろん、進路を任せるに足りるカウンセラーかどうかの見極めの為の
無料カウンセリングは必要でしょうけれど、どういうカウンセラーかどうかは
過去のコラムも読んでいただくと、人と成りはご理解いただけるはず。
でも、15分でもいいから、ヒントを欲しいといわれる方は、ご自身の問題を
そのくらいの、軽い話だと考えておられるのだと思います。
本気の方は、何とか8640円を工面してくださり、相談に来られます。
やってみないと分らない部分はありますが、美容院で髪の毛カットするだけでも
5000円近くします。
中々、当方に来ることを、検討し、やっと来られた方の指先には、綺麗なネイル。
「それ、10000円はするでしょう?」というもの。
人はポジティブなものには出費はいとわないのですが、ネガティブな出費は気が進まない。
当然ですよ・・・
当然ですが、人生の大事な事に、8640円、(電話相談なら6480円)これくらいの
勇気は出さないと・・・・・
ま、お金の価値観って人によって違いますが、この相談料を惜しがるというのは
当方にそこまでの価値を感じて下さらないなら、仕方がない。
じゃ、何故私のところにお電話を下さったのか?不思議です。
男性に多いのは、ギリギリまで、何もしなくて、問題が爆発寸前に電話を掛けて来られる。
そういう場合は、最悪の状態になっているから、一縷の望みくらいの願いで
救ってくれるところを数撃ち当たるで探して電話を掛けまくっている・・・・
だからいちいち費用を振り込んで、なんて面倒くさいことはしてられないのです。
しかし、そこまで最悪の状態になっている方は、その段階でお救いできない問題ばかりです。
とても冷たい言い方ですが、そんな慌てた状態では何も解決しません。
残念ながら私は男性の相談・・・特に無料相談はお受けしてないというのが本音です。
だから、男性の方、お許しくださいね。
本気の方だけを、私も希望します。
では、今日はここまで。