妻に抱く不倫(倫活)をする夫の心
妻が不倫(倫活)する夫の特徴について紹介していきます。
妻に愛想を尽かされて不倫(倫活)へ走ってしまうような、夫の考えや言動を知っておきましょう。
もし、こんな考え方や言動をしていたら、妻の気持ちは他の男性へと移ってしまうと心得ておいてほしいですね。
妻をバカにし、女として見ていない
妻のことを頭が悪い、自分より稼ぎが少ない(稼ぎがない)とバカにしている夫は要注意です。言葉にしなくとも、言動の端々にこういう考えはでるものです。
妻がちょっと失敗したとすると「バカじゃないの」「ちゃんと考えていないからこうなるんだ」「俺が稼いだ金を無駄にするな」など、冗談のつもりでも言っていないでしょうか。
表面的に妻は笑っているかもしれませんが、受け流していると思ったら大間違いです。バカにされたことは絶対に忘れません。夫への鬱憤が貯まっていくのです。
そして、妻のことを女として見ていない場合も危険です。
女性はいくつになっても女性です。
介護施設に入所している高齢の女性は、メイクをしてもらったらイキイキされるそうです。口紅などをつけることだけでもぱっと顔の色や表情が変わり、自分の心の中にある女性としての部分が刺激されます。いくつになっても、きれいでありたいと願っています。
そんな妻に対して、髪を切ったり、新しい服を新調しても気付かないなど、外見を一切ほめなかったり、スキンシップも含め、セックスもしなくなれば心身ともに夫への愛情は薄れていくのです。
仕事の愚痴を言うなど、男として頑張っていない
妻は夫のことを尊敬し、支えたいと思っているもの。常に前向きに、仕事に励んでいてほしいのです。
それなのに、いつも仕事の愚痴ばかり言っていたり、ネガティブな発言ばかりで面倒な仕事から逃げ回っていたら、「意気地無し」「頼りがいがない」と思ってしまい、男性として夫として尊敬できなくなります。
最初は夫がやる気を起こせるようにと励ましたり、叱咤したりしてくれるでしょう。ですが、いつまで経っても同僚の愚痴や周りのせいにしたりと後ろ向きな姿勢ばかりしていると、ついには「情けない」と思ってしまうものです。
また、妻は良かれと思い、考えを述べると「お前に何がわかるんだ」と逆ギレすると、妻の心はますます冷めていきます。
そして、夫が自分の身なりに構わなくなるのも妻の気持ちを遠ざけてしまいます。体型や髪にある程度年齢が出るのは仕方がないことですが、身なりを構わなくなることに対して妻は夫を男性として見れなくなりますし、「自分のことを女性として見ていないのだな」といった気持ちになります。
そうなると、「隣の芝生は青い」と言いますが、家の外で出会う男性が良く見えてきます。
そのように、外に目がいくようになっている時に、仕事に対して情熱的に取り組んでいる男性が現れたら輝いて見えるのではないでしょうか。
家事を行っている妻の立場を認めていない
妻が家事や育児をちょっと手伝ってもらおうと声を掛けると、「俺は今疲れているから」と嫌がっていないでしょうか。
妻には悪いので言葉に出さなかったとしても、「仕事をしている俺は、家事をしなくていい」とか、「家事は妻がやるべき」と思っていることは妻には伝わっています。
妻はそれがわかっていても、ちょっと手伝ってもらいたいのに、そのたびに「俺は・・・だからできない」と断られていたら、うんざりしてしまうでしょう。
そんな夫にいつまでも変わらぬ愛情を持ち続けることは到底難しいのではないでしょうか。
家事考
相談現場でも妻からよく聞く言葉ですが、「私は家政婦じゃない」という事をおっしゃる方が多いです。
妻には女性としての扱いをせずに、夫が浮気をする場合も同じ言葉を言われます。
というのは 例えば浮気がばれた時も、妻に対して「離婚はする気はない」と夫が言った場合、妻にすれば「私には女性としての部分よりも掃除洗濯、子育てさえしていたらいいの?」という風に、
夫は、妻の存在を結婚生活の維持のためだけと思わせてしまうと、妻にすれば、ばかばかしくなってしまいます。
突き詰めれば、結局、男とか女、夫と妻ということの性差ではなく「人として・・・・」というお互いの尊厳を持てなくなったらダメだということです。
すべての女性が家事が得意なわけではない
特に家事の話は夫婦にとって、とても大事な話です。
女性も結婚して妻となれば、全員が家事ができて当たり前と思うのは夫、つまり男性の考えです。
妻も結婚前は、女子度をアピールしていても、実は家事が苦手という人はいくらでもいます
その場合、結婚生活の中で家事に対して妻が苦手意識を持つと、その家事を負担に思い始めます。
しかし「結婚したのだから」と必死で努力しているのに、夫は「妻が家事をするのは当たり前」と考えると、妻が努力して頑張っている家事に対して、一層「当たり前的」になってしまいます。
そうなると、むちゃくちゃ努力しているのに、それを認めてくれない夫に対して、倍以上の怒りを覚え腹を立ててしまいます。
認められるということは、努力の度合いがわかるということですから、それに対して当たり前と思うと、その相手の存在までも軽んじていると感じるようになるのです。
要は家事の苦手な妻は人の倍、頑張っているのです。
それに対し「当たり前」と思っていると、その存在価値までも軽く思われていると感じるようになるということです。
感謝してもらえないのは人格を否定されたも同然
料理が好きで得意な妻にとれば、仕事して帰宅後、ささっと冷蔵庫の余り物で、なんなく料理を作ります。
何なりと料理はできるけれど「ごめんね、冷蔵庫の残り物ばかりなの」と、名前は付かない料理です。
でも、そもそも料理の不得手な妻に取ると、頑張って料理した物を感謝してもらえないなんて、人格を否定されたも同然となるようです。
料理が得意な女性にとれば、別に努力を認めてもらうか、もらわないかなんて関係ないのです。その女性に取れば、当たり前のことをしているだけですから。
でも、料理が苦手な女性にとれば、努力して頑張ったことを夫が認めてくれないということになります。
だから自分の苦手意識というのは、逆のことでプライドと言うことに関係するので、人によっては、料理という同じことでも「できて当たり前」なのか「してもらって感謝」なのかで、相手への尊敬が違ってきてしまいます。
私は常々、家事に対する夫婦の役割を唱えてきていますが、その前に男性の脳が古代のままで、女性であればみんな家事ができると思っていることです。
昔は、人生の必要なものは、読み書きそろばんと言ったように、女性なら裁縫炊事料理洗濯が当たり前をいう刷り込みがありました。
しかし最近は、その親でも家事はできない人も増えてきている中、若い人が家庭においての家事ができる人の方が少ないのです。
女性であれば、家事ができて当たり前と思ってしまう男性が多い中、妻が炊事洗濯ができないと、がっかりするかもしれませんが、最近の人はみんなそんなものだと思うと、人格否定まではならないでしょう。
夫婦の仲たがいの原因には家事が大きく関わっている?
夫婦が仲たがいしていく理由の中に、結構「家事」が大きな問題になることがあります。
それは、時代と共に夫婦のあり方や人間の能力が変化してきているのに、男女の役割ということの脳が入れ替わっていかないからです。
昔は、ぞうきんを買うなんてことは考えられなかったのですが、今は100円均一で、みんながぞうきんを買います。
ぞうきんを縫うなんて、みんながしなくなったのに、男性の脳は、女性は裁縫も料理もできて当たり前という風に頭が切り替わってないのです。
できて当たり前のことに今は感謝を求められるし、感謝してもらわないと、やれないという時代です。
妻だって、女性だからって誰でも家事ができると思うと大間違い。男性は結婚してようが、してまいが、仕事は一生付きまといます。
でも仕事をしているからと言って、誰もが腕利きとは限らないように、妻も女性だからといって家事ができるとは限らないのです。
特に家事に苦手意識がある人は、必要以上に感謝してもらわないと、自分を必要としてないという風にひねくれます。
ということで、不倫問題とはいえ、その原因が「お互いの認め合いができてない」ということが不倫(倫活)の根深い理由になっていることを知っていただきたいと思いました。