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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

妻が不倫(倫活)にハマる理由

2016年9月1日

テーマ:倫活

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 不倫 慰謝料

結婚しているのに、他の男性と恋に落ちて不倫(倫活)するというのは、いけないことだとわかっているのに、不倫(倫活)してしまう妻が後を絶ちません。

不倫(倫活)は、一度経験するとやめられないという人もいるほど、密の味なのでしょう。
なぜ、不倫(倫活)にハマってしまうのかを解説します。

寂しさを紛らわすため

人間は衣・食・住を心配しなくてよくなると、幸せをかみしめ、その生活を大切にして生活できる人と、満ち足りていても刺激がなくて何か物足りなく、そして余った時間を寂しいと感じる人とに分かれるそうです。

寂しいという感情は、誰かがいないから寂しいのではなく、幸せを感じる能力がないから、寂しさを感じてしまうようです。

結婚して満たされているように見えても、寂しさを感じるタイプの人が不倫(倫活)にハマりやすいといえます。

それに、人は誰でも他の誰かから認められ、必要とされたいという承認願望があります。特に女性は大切に思われているだけでは満足できません。夫に「愛している」「可愛いと思っている」「ありがとう」と口に出して伝えてもらわないとわからないというか、実感できないというのが近いかもしれません。

男性からすると「愛している」と口に出すのは照れくさく、薄っぺらい言葉に感じるかもしれませんが、女性にとっては愛されたい欲求を満たす魔法の言葉なのです。

夫だけじゃもの足り ない。非現実感に夢中になる

結婚生活が長くなると、穏やかで刺激は少なくなっていくものです。

恋人の頃とは違って、夫婦生活はいいところも悪いところも全部見えてしまうので、ミステリアスであったり、相手のことをもっと知りたいと好奇心がかき立てられたりというような部分はありません。

そんな時に夫にはない魅力を持つ男性が現れて、誘惑されたら「いけない」とわかっていても不倫(倫活)に流されてしまうのではないでしょうか。
そして、人目を避けて逢引きしたり、いつもよりキレイにして出かけたり、相手の連絡をやきもきしながら待ったりするうちに、非現実的な高揚感にハマるのです。

それまでは穏やかで幸せかもしれませんが、裏を返せば平凡で退屈な毎日だったのです。それが刺激的な時間に変わるので、のめり込んでしまうのです。

タブーへの優越感がたまらない

不倫(倫活)は法律的に言うと不貞行為です。配偶者以外の人と性的関係を持つことを言います。それゆえ、不倫がばれたら法的に慰謝料を請求される可能性もあります。友人や家族からも白い目で見られます。職場にばれたら、いづらくなることもあり得ます。

つまり、不倫は世間的にタブーなのです。
タブーとは、人間が欲望のままに生きないように社会的に定められたルール、規範で、犯してはならないものです。

つまり、不倫(倫活)=タブーを犯すことは本能に従うことなので、快感を得られるのです。

快楽主義

先日のコラムにも書きましたが、人間は色んなタイプがあって、建設的な人と破滅的なタイプとがあります。

特に、世の中のルールを犯しても続けてしまう人は、ある種快楽に生きる人です。
よく不倫(倫活)を繰り返す人は、相手が好きというより、そういう事をしている自分が好きなので、そういう人に向かって道徳的な説教をしてもあまり意味がないのです。

こんな風に書くと、元も子もないかもしれませんが、理屈ではなく生き方がそうなのです。
真面目なことをルールに沿って生きるというより、スリリングな刺激の方が大事になってきます。

非日常も、「常」にとなると日常になる

その昔、食べ物で唐辛子ブームがありました。
人はどんどんからい食べ物を求めて、ブートチョロギアなど限界に挑戦するような辛い食べ物がもてはやされました。

刺激は慣れてしまうと、平気になってしまいます。辛さと同じように、刺激は非日常だから刺激なのです。ちょっとした刺激も日常になると、刺激でも何でもなくなります。
そういうことで、夫との普通のことが退屈になってしまうので、何もかもが色あせて感じるのです。

普通の当たり前のことより、刺激的なスリルや背徳感の方がゾクゾクするようになってしまうのです。

こういうタイプは普段から、ありきたりの生活に満足していません。
何かあるとすぐに不満を貯め込み、すぐに安易な解消法に答えを求めてしまいます。

これを私は快楽主義と呼んでおり、人が忠告してどうこうなるものではありません。
ただ、こういう導火線を持っている人かどうかは、夫も見抜いておかないといけませんし、そういう傾向が見えたらそういう導火線に火は付けないようにしないといけません。

これは腫れものに触るような扱いをせよと言うことではなく、導火線はあってもそれだけでは火は点きません。
お湯はいきなり沸点にはなりません。沸騰するには、沸点に達しないといけません。
発火には、発火するまでの猶予はあります。

いきなり大火事にはならない

妻の不倫に気付いた時は、なるべく温度の低い時に夫婦会議をしましょう。
生活のガス抜きは、気付いたらしておきましょう。

これは夫も妻にも言えます。何でも大ごとになる前に手を打っておかないと
快楽主義の妻を持つと、破滅の方向に進んでしまいます。

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