夫の不倫を知っても離婚したくないなら関係修復へ(Non倫活)
妻が不倫(倫活)するのは、妻にとって夫が大切に思えなくなっているからです。夫婦の関係がどのような状態になっていると、不倫へ向かうきっかけになるのかをご紹介しましょう。
夫婦間でお互いに関心がなく夫とのコミュニケーションが減った
夫婦円満に見えて、実は仮面夫婦…という家庭は結構多いのではないでしょうか。子どもの行事など、世間的には仲のよい夫婦であるかのように行動しているので、傍目にはわかりませんが、ふたりの関係は冷え切っているケースです。
会話も事務的で、夫が何を考え、どう感じているかなどに関心を払うこともありません。そうなるとコミュニケーション不足に陥り、どんどん無関心になっていくのです。
一緒に何かをすることや、会話すること自体が減っているのでケンカにもなりません。
もめごとが起こらないので、外からは仲よく見えるのかもしれません。
ですが、夫に対する気持ちは冷めているので、自分のことばかりを考えるようになっています。
夫以外の人との付き合いを大切にし、家にいる時間を極力減らしていきます。外に出る機会が増えると出会いのチャンスも増えていきます。そして、不倫(倫活)へと走るのです。
子育てが終わって時間の余裕ができた
子どもが自立すると、子育てが終わった虚しさに襲われて無気力になってしまう「空の巣症候群」になる女性がいます。
このような症状にならないために、子どもに手がかからなくなってくると、子育てとは違うことに目を向けて行動するようになります。
時間的にも余裕ができますから、パート、習い事、旅行、ボランティアなどアクティブに過ごすようになります。そして、その先で知り合った男性と親しくなると、子育てが終わって虚無感のある心から、フラフラと不倫へと傾いてしまうのです。
そして、いけない恋に夢中になっていくのです。
お互いが譲り合わず解決しないので、ケンカが絶えない
夫婦ゲンカは犬も食わないといいますが、年月を経るにつれて険悪化したり、埋められないほど大きな溝になっていることがあります。
夫婦ゲンカの原因はたいてい取るに足りないことだったりします。他人が聞くと「そんなことで?」と思われるような内容でも、長年の不満が積み重なり、結構真剣にやり合っていることが多いのです。
毎日生活していると、そんな些細なことも癪(しゃく)にさわるのです。しかも、その問題は全く解決せずに、毎日同じようなことでもめていることが多いようです。
そして、「何回言えば直してくれるの?」「なんでやらないといけないんだ」とお互いの正論がぶつかり合うだけで不毛なケンカを繰り返します。
こんなことが続けば、「この人と結婚しなければよかった」「違う人と結婚していれば」と夫への愛情が冷めて、他の人へ興味が行ってしまうのです。
夫とは違う男性と時間を過ごすために、メイクをすることや洋服を選ぶことが楽しいなど、はじめのうちは軽い気持ちで食事などに出かけていても、自分をひとりの女性として扱ってもらえる相手と深い関係に陥ってしまいます。
現実と叶わぬ夢を分けて生活できない女性
ここで一つ言っておかなければならないことは、どんな主婦でも子育ての終わりはあり、夫から振り向いてもらえないことはあります。
しかし、だからと言ってみんなが不倫(倫活)する訳ではありません。どんな人も同じ様なストレスがあっても、不倫(倫活)をする人はするし、しない人はしないのです。その違いは何からくるのでしょうか?
10年以上前ですが韓流ブームがあり、ヨン様やイビョンフォンなどのドラマに世の主婦が夢中になりました。
あの綺麗事の純愛ドラマに、みんな自分の成し得なかった青春を投影したものです。
そうやってドラマに現実逃避をし、家では夫という現実に向き合ったものです。
つまり、現実と叶わぬ夢とをキチンと分けて生活していました。
ストレスを何で解消できるかは、人それぞれです。
中にはスポーツがストレス解消になる人もいれば、そのスポーツが不倫につながる人もいます。
お酒やギャンブルやダンスでストレス発散して、上手く人生を乗り切ることができる人も、いれば、そのお酒を飲む場所がきっかけとなり、不倫(倫活)と言う恋で身を焦がす人もいます。
こう書いて来るとわかるように、要は自分の1番好きなことが1番のストレス発散になるということです。
いくら韓国ドラマにハマっても、自分の生活には無縁とわかっているのです。
母ではなく「女」の部分を大切にする女性
しかし、ヨン様とは行かずとも、自分を愛してくれるヨン様もどきを求めてしまうのは、やはり自分の中の『女』の部分を大切に考える人が「不倫(倫活)にハマる人」というわけです。
シングルマザーで頑張る女性もいれば、連れ子を内縁の夫にいじめられても、子供を守れない女性がいます。
これは、母ではなく、女だからです。
ストレスが不倫(倫活)という恋で癒される妻は、女の部分を大切にする人です。
だから、自分を女性と扱ってくれる異性を必要とし不倫に走らせてしまうのだと思います。結論を言うと、好きか、嫌いかです。多分、不倫がどこかしら好きだというのが結論です。
建設的な考えではなく破滅型の女性の不倫は長引く?
そんな中、不倫(倫活)が長引くケースについても述べたいと思います。
ケース的には、妻が絶対に離婚は考えておらず、アバンチュール的に刺激を目的とする不倫(倫活)の場合です。
自分に都合が悪い(不倫がばれそう、離婚されそう)と感じると、あっさりと不倫をやめられる人もいます。
ですが、不倫(倫活)からなかなか抜け出せず、長引くタイプの女性もいます。そんな女性の性格は、恋に恋すると言うか、自分に酔うと、中々それは蜜の味というか、結局は『惚れた、晴れたの恋』が好きということに他なりません。
確かに結婚すれば色んなことはありますし、思っていたことと違うということはあります。
でも、それは夫も同じで、結婚に失望したらその夫と関係修復の努力をするのではなく、「他の男性で」と考えるのは建設的な考え方ができない人で、どちらかと言うと破滅的な考えの人です。
こういう人の場合は、不倫(倫活)がついつい長引く傾向にあります。
本来、不倫(倫活)が長引くのは、その不倫(倫活)期間の長さや、のめりこみ度によってということもありますが、どちらかと言うと妻の自己顕示欲ということに関係すると見ています。
結局は不倫(倫活)というのは、自分勝手のなせる技で、自己中心的な性格が自己顕示欲を満たしたいと考えた時にそういう事態は起きるし、簡単に終わらないのも自己中心的な欲ということにつながると思います。
もちろん、これは夫の不倫(倫活)にも言えることです。