不倫(倫活)夫の特徴
不倫(倫活)する夫の特徴や思考については、これまでのコラムでご理解いただけたのではないかと思います。
今回は、夫の不倫(倫活)相手の女性の心理について迫ってみたいと思います。
尊敬できる相手に「認められた」と自信を持つようになっています
不倫相手が会社の部下や年下の場合に多いのは、ファザコンの傾向が強い女性です。
シングルマザーの家庭で育ち、父親に対する憧れをもっている、または、父親が自分に無関心だったり、尊敬できない生活だったりと、理由はさまざまですが、無意識に中高年の男性で感じの良い人がいると、理想の父親のような好意を抱くようになります。
そして、気持ちが通じて不倫関係に陥ると、尊敬する相手に「認められた」と感じて、自分の価値が上がったように感じるのです。
そして、これまで足りなかった父親の愛情を得られたと錯覚し、自信を持つようになります。
妻より自分は魅力的と思える優越感を感じています
いわゆる肉食女子に多い略奪愛を目的とするタイプもいます。
比較的顔立ちが整っていて、わがまま。そして、人の物がうらやましく見える性格をもっている女性です。
あなたの夫のことが好きというよりは、妻や家族を捨てて自分を選ぶ彼を求めています。
自分がほしいと思ったら奪い取るために、あの手この手で夫を誘惑し、どのように略奪するかを楽しんでいます。
そして、相手の気持ちが自分へ傾けば、妻より自分の魅力が勝ったと優越感を感じるのです。まるでゲーム感覚で不倫(倫活)を楽しんでいます。
または、常に恋愛で刺激を求めるタイプ。いけないとわかっている不倫は大変刺激的なのです。刺激を求める女性にとって、不倫はこれ以上ない刺激なのです。
相手の欠点に気付かず、本当の愛と思い込んでいます
不倫相手とは頻繁に会うことができないため、自分にとって都合の良い部分だけしか見えません。いえ、見ていません。
相手(夫)がついている嘘やずるい気持ちなど、相手の女性も本当は気付いているはずですが、気付かないフリをしているのです。
そして、なかなかふたりで会えないため、会えたときは付き合い初めの恋人のような感覚を味わい、いつまでも新鮮な気分でいるのです。
また、やっかいなことに「出会った順番が違っただけ」と考えるようになると、妻や子どもは愛の障害として見るようになります。彼と自分は悲劇のふたりに変換し、ドラマティックな恋愛に燃え上がり、我を失うケースもあります。
罪悪感のないセフレ
完全に遊びのタイプです。
一昔前は、出会い系などと言い、ネットで知り合ったり、電話を用いたテレフォンクラブなどで知り合い、割り切った付き合いをするタイプです。
あまり、知性的ではない部分があり、深く物事を考えていません。
従って、罪の意識も薄いので、なぜそこまで妻が大騒ぎをするのか、あまり事の重大性を理解しません。
こういう相手は、夫と切れる事はそんなに難しくないのですが、夫自身が、こういう安易に知り合う手段を悪いことと思ってないので、今回の事が終わっても、またぞろ同じことをします。
なので、これは浮気相手というより夫自身に問題があるということで、ある意味始末が悪いケースです。
本気の浮気
とにもかくにも、相手の立場などは関係なく、まわりが見えなくなるタイプです。
どちらかと言うと恋に生きる女性です。
しかしその割には、その自由奔放さから恋愛経験はあっても、実際は婚期を逃していたり、普通の男性は手が出しにくいという特徴があるので、どうしても妻帯者が遊び相手にしがちです。
それでいて、自分が独身であるがゆえ結婚願望も強いので、相手が離婚をすることをひたすら願うようになります。
こういう相手を夫が面倒くさいと思えばいいのですが、夫もそれを情熱と勘違いしてしまう事があり、非常に厄介な事になります。
これは、不倫をする二人が事の善悪よりも流れに身を任せるような事になるので、妻が追い詰めると逃げという流れに乗ってしまいます。
そして当然、妻帯者と言うことは承知の上なので、浮気がバレないように、夫とチームワークを組んで、隠し事にとても協力的となります。
こういう場合は、妻が浮気を見つけ、女性にコンタクトをとっても、白々しく涙を浮かべ、
「もう二度と会いません」と謝罪をしたりしますが、実は後ろを向いて舌を出しているタイプです。
このように、浮気相手のタイプによって、その排除の方法はひとつではありません。
ネットの中では簡単に内容証明を送って、慰謝料を請求し、と書いてありますが、相手のタイプによって通り一辺倒では方法を見誤ります。
相手の事を知って、それに対する妻である自分の方向性を見極めて、対策は千差万別だということを知りましょう。相手が違えば、なんでもかんでも同じ方法で、とはいかないこということです。