自分でできる夫の不倫(倫活)調査

村越真里子

村越真里子

テーマ:倫活

夫が不倫(倫活)しているかもしれないと感じたら、本格的な不倫調査を依頼する前に自分でできる方法で調べてみることも大切です。くれぐれもバレないように、慎重に行いましょう。

ポケットや財布の中身、クレジットカードの明細などお金の使い方をチェック

夫の不倫の証拠を探すとき、スーツの上着やズボンのポケット、財布の中身をチェックします。ホテルのレシートやコンビニ・薬局のレシートがあれば、何を買っているのかを確かめます。

ふたり分のお酒や避妊具などを購入していたら、かなり怪しいです。普段の行動範囲にない場所の駐車場の領収書があれば、不倫相手の家へ行っているか、どこかで密会している可能性もあります。

このような領収書があれば、写真を撮って証拠として残しておきます。そして領収書は元に戻しておきましょう。あまり几帳面でない夫の場合は証拠として保管しておくのもいいですが、あまり頻繁にすると気づかれるので注意しましょう。

こうした状況であればクレジットカードの明細も確認してみましょう。携帯電話の料金が増えているはずです。増え始めた時期が不倫(倫活)の始まった時期です。これも写真を撮って証拠として残しておきましょう。

ネットやカーナビの履歴、通話やメール、LINEの通話記録をチェック

ネットの履歴チェックは、浮気を探る方法として、あまり認知されていないのではないでしょうか。

ですから、ネットの履歴を消し忘れていることが多く、証拠を探りやすいです。

ネット検索の履歴に、妻と一緒に行っていない観光地やデートスポットの検索履歴、女性用プレゼントの検索がないかをチェックします。次に行くであろう場所や何をプレゼントしようとしているのかによって、浮気相手のタイプや年齢層が割り出せます。

車にカーナビがあれば、出張や休日出勤した日のカーナビ履歴を確かめます。行き先がデートスポットやテーマパーク近くであれば、不倫相手とデートしていた可能性があります。

また、メールや通話記録、LINEもチェックしておきたいところです。不倫相手の名前や番号を男性の名前で登録していたり、LINEのポップアップは表示させないようにしていたり、不倫相手との連絡はPCメールのみでしているなど、不倫がばれないようにしている場合もあるので、それも頭に入れてチェックするといいでしょう。

携帯GPSや浮気調査アプリなどを使う方法も

スマホの盗難防止に、携帯GPSをインストールしている人は多いと思います。この携帯GPSや盗難防止アプリ、スマホのデータやファイルをPCで管理するためのアプリを使って、浮気調査を行う方法もあります。

ただし、ログインしたらスマホに表示されてしまうケースもあるので、そうなると夫にバレる可能性があります。

見つからないようにアプリの注意事項や取扱い方法をしっかり確認し、細心の注意を払って使う人もいるようです。

最近は、浮気を隠蔽するアプリもあるようです。もし、夫のスマホにこのアプリが入っていれば不倫している可能性は高いと言わざるを得ません。

第六感

これまでは、スマホやGPS、クレジットカードというような文明の利器からの証拠収集を書きましたが、人間の五感は優れたものです。

特に浮気の発見において、「匂い」に対する妻の感覚は麻薬犬並みですが、ここが効かない人は、実は鼻が悪いというのではなく、お猿さんで言えば「自分で見ざる、言わざる、聞こえざる」と、蓋をしている場合です。
せっかく人間には嗅覚という素晴らしい感覚があるので、それを活かさない手はありません。

それは臭い(くさい)というスメルの事ではなく、何か匂うという感覚の事です。
夫の浮気を感じた時には不安と動揺で、疑いを頭から打ち消したい衝動に駆られますが、五感を研ぎ澄ませて夫の行動を静かに観察しましょう。

何かあれば、きっと、これまでと違う感覚を感じるはずです。これまで何度となく書いてきたことですが、浮気をしている本人に聞けばわかると思うのは大間違い。浮気はそもそも隠すもので、聞かれて正直に話す人はいません。

もし、正直に話す人がいれば、それは夫婦にとって、隠し事をしないという意思の表れかもしれませんが、別のいい方をしたら、「どうにでもしてくれ」という開き直りなのです。
なんでも正直に話せばいい、というものでもないことを知ってください。

調べるという背信行為

とはいえ、夫の事を疑い、身辺を嗅ぎ回ると言うことは嫌な行為です。
夫を愛し信じる事で今まできたのに、今、夫を疑うことは、裏切られたとはいえ、妻だからこそ、自分だけでも夫を裏切りたくないのです。

なのに、今自分が夫を疑い、調査会社を雇い、携帯を盗み見しているのです。こうなれば、妻は自分が自分を嫌いになります。

でも、信じるという言葉を考えてみると、信じるのはもっと後。信じると言うことは疑う余地がないということ。そういう時がきたら、嫌がおうでも、信じることができます。

今は信じられる要素がないのに、自分の疑いに無理くり蓋をしてはいけないのです。
むしろ、信じる時を迎えるために疑うのだという気持ちで挑みましょう。

真実が明らかになり、浮気を終結させたら、その時には自ずと夫を信じられるようになりますから、それまで、自分に嘘をついてまで、自分に夫を信じるようにと言い聞かせる必要はないのです。

信じられる時がきたら、自然と夫と嘘のない生活ができていますから、夫を調べるという行為に後ろめたく思う必要はありません。

大丈夫、あなたの観察は裏切りではなく、子供達を守るための防御策。
そして、夫に馬鹿な道を歩かせなくするナビゲーションだと考え、後ろめたいという気持ちを捨てましょう。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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