後ろめたさ
ちなみに、「わかる」という言葉も色んな意味があります。
解る、判る、分かる・・・・・
日本語って素晴らしいですね。
用途に応じてこれだけ文字や言葉を細分化されている民族って、すごいと思います。
解る・・・理解する、知る、了解するなど
判る・・・判明する
分かる・・一つの物が分かれて、別々になる、分かち合うなど。
と、いう事で日ごろ何気なく使っている 解答と回答との違いも気になってきました。
解答の意味は問題を解いて答えを出す。解答者となると英語の訳の方がしっくりきて、パネラーという表現がわかりやすいです。
回答とは アンケートなどを指し、厳密ではないですがお金の発生しない事も公平な回答には大事なようです。
これまた、英語のresponse、answer という方が説明しやすいですね。
こうして、普段何気なく使っている言葉でも、その意味にも使い方にも微妙な違いがあって、日本語って楽しいな、と思います。
ちなみに 私は小学生の頃、漢字の成り立ちが象形文字だと知り、その物の形を絵で表す変化の過程がとても好きでした。
でも、目という漢字を縦に起こした意味は理解できませんでしたが・・・・
おっと、また話が横にそれました。
私は仕事上、「その世界を知る者」として相談料を頂いて解答しているので、解答者になるのだと再認識しました。
でも当方に来られる相談者は、これまで友人や親に相談しましたが、有効な結果になりませんでした、と言われる方がいますが
ギャランティーの発生するプロと 友人知人では、言葉ヘの責任度が違います。
友人知人は善意の塊であって、あなたの先々が「どうかいい方向に行ってくれ」と願ってはくれても、あなたの将来に対して責任を持てません。
だから、具体策を言えないし、知らないし、励ますことしか出来ないのです。
それは善意の関係だからこそですが、義理の親ならどうでしょうか?
普段から友好な関係を保てているなら、いいのですが、息子の悪事を嫁から聞くのは辛いものです。
例え出来の悪い息子でも可愛いものです。
その悪口を嫁から聞いたら、一応息子を叱りはしますが、心底嫁の味方を出来ているかというと、ちょっと「?」です。
それほど、息子も出来は悪いですが、その息子を作ったのは私ですから、私にも文句を言われているようで、辛いのです。
と、いうことで息子の家庭は平和であってもらうために注意はしますが、言葉と本音はちょっと違います。
でも本音と書くと表と裏があるという風に感じられてしまいますが、嘘とは違う・・・どちらも本音です。
嘘は、相手を欺くという事もあるかもしれませんが、夫婦の場合、夫がつく嘘は、裏を返せば、本音が隠されています。
夫のつく嘘を、耳で聞けば訳が分からなくなります。
解ると分かると判るの違いのように、耳で聞けば音は同じですが、意味が違います。
その夫がいう発言の意味を考えて下さい。
例えば、浮気を妻に疑われて、浮気相手と別れると言っても、片や妻を攻撃するような事しか言わないときは、防衛心が働いていると思われます。
では、何故防衛心が働いているのか?と言うとそれは、「継続」を意味します。
継続のためには妻をおとなしく?させないと続けられないのです。
その為には浮気相手とは別れたと言うことにしないと、妻の猜疑心は邪魔になります。
そういうことで、「すでに別れた」とか「深い仲じゃない」は通訳すると「まだ続けたいのでごちゃごちゃ言うな」であり、
「プラトニックな友達と言えば誤魔化せる」と同意語だということです。
ですので 浮気は終わったと聞いても、額面取りにとってはいけないということです。
少し その意味をちょっとだけ、普通に考えれば分かることなのです。
それには、どうしたらいいか?
普通に考えるとは、理屈に合わない事は そこは真実とは乖離しているということです。
どれだけ聞いても、ストンと胸に落ちない時は、どこかが捻じ曲げられていると言うことです。
最近、テレビで色んな不祥事に対して、企業の代表が頭を下げる場面を目にします。
特に軽井沢のスキーバスの旅行社の土下座は、何故か胸に響かなかったのです。
何か、まだ重大な秘密が隠されているような感じで、腑に落ちないのです。
でもそれとは別で、どれだけ言葉に詰まっても遺族の方々の言葉は、家族を失った方の声にならない苦しさが胸に突き刺さり、
私も何度同じニュースを見ても、もらい泣きしてしまいます。
例えば夫が浮気を正直に白状したら、それは受け止め難い事実でも、何故かストンと胸に落ちます。
これは長いあいだ、夫との間に流れる不穏な空気は何だろうと、ずーっと苦しんできた答えが見えた瞬間に、
許せなくても納得は出来るのです。
受け入れがたい事実でも それが真実なら、逆に目の前の暗雲は晴れます。
不思議な現象ですが、これが事実なのです。
いくら考えても、意味が解らない事は そこには 答え合わせに必要なヒントがまだまだ隠されているからです。
夫が 浮気は謝罪しつつも、その原因を作ったのは妻だと言っているうちは、まだまだ反省なんてしていません。
でもね・・・・・・人間って本当に心から反省なんて、中々しないのですよ。
特に浮気や不倫などというものは 本当は妻の○○な部分が嫌だから、浮気をするというものでもないのですよ。
だって、妻と仲が悪くなったからといって、そんなに都合よく浮気相手が目の前に現れるものでもありません。
浮気と妻とは、むしろ無関係と言っても過言ではありません。
もちろん、浮気を始める要素としては 妻との不仲がきっかけで、家庭に足が向かないという夫の帰宅拒否が浮気に向かわせる事はありますが、
それでも、妻が冷たいからと言って、「さ、浮気相手を捜そう」とはなりません。
やはり普段からの浮気活動が実を結ぶということが多く、本来は浮気をしたい人なのです。
だから、そこをすっとばして浮気を妻のせいだけにする夫は話をすり替えて、自分を正当化しているだけです。
それを夫と一緒になって、妻は自分を責めてどうするのですか。
言い訳をいているだけと考えて、妻は自分を反省ばかりしていては、夫の浮気は進行してしまいますよ。
夫が意味の分からない日本語を発しているなら、それを鵜呑みにしている場合じゃありません。
意味の分からない言葉は、辞書で調べるように、ちょっと立ち止まってその意味を調べてみましょう。
真実を見えなくしているのは、逆に夫の言葉かもしれません。
信じたい、信じたいとどれだけ願っても、心がそれについていかないなら、それはまだ信じる事ではないのです。
信じるということは 人に言われて出来ることではなく、理屈抜きで疑わしい事がないとわかった時に叶うのです。
言葉に真実ばかりを求めると、言葉に騙されます。
真実は 残酷でも納得は行くものです。どれだけ辛くても それが真実なら、腹が座ります。
何故だ?何故だ?と違和感があるうちは無理くり信じる必要はありません。
いくら考えてもストンと来ないのは、目を開けて物を見てないからです。
信じようと無理くり、自分を信じ込ませていること・・・・・
これって、何かに似てますよね。
そう・・・恋です。
恋は盲目っていうでしょ。
結婚する前ならいざ知らず、結婚して何年も経つのに、目をつむっている場合ですか?
そして夫の言葉を耳だけで言葉にすがってしまって、そして夫からは信じろと怒られて
そんなに信じられないお前は心が醜いと言われ、「黙れ、疑うな」と黙らされる。
つまり、見るな、聞くな、喋るな・・・・
妻はヘレンケラーかっ!(三重苦という意味・・・古い?)
普通に考えて理屈に合わない事は、信じなくてもいい。
普通に考えておかしいのは、実際にどこかおかしいのです。
夫が理屈ばかりをいうのは、屁理屈です。
おかしいと思うことは素直におかしいということでいいのです。
でも、放置せよということではありません。
またおかしいと思うことを、おかしな事を言っている夫に聞いても
答えるはずはなく、おかしくしているのは夫だと思ってもいいのです。
自分の感覚を信じましょう。
じゃ、今日はここまで。