夫婦は話し合ってはいけません Vol,1
夫に浮気、白状させるには?
浮気 認めない 反省しない
・・・・・・・etc
お馴染みのテーマですが 上記の文言は、当方にアクセスする方の、検索キーワードです。
上記のような ワードをキーで叩くと 当方のコラムとマッチングするようです。
相談者が抱える問題がこのワードに現れています。
と、言うことは 言い換えれば 妻の希望は
夫に浮気を白状させたい。
浮気を認めさせ、反省させたい。
ということになります。
そこで それがうまくいかないから
何故浮気を 認めないのか?
と、なるのです。
ここに、何故という言葉を使っていますが これの答えは簡単です。
妻のココロ(*)が 邪魔をしている為 答えを見えなくしてしまっているのです。
では妻の心とは何でしょう?
それは、希望であり、決めつけで、心というより、「こうあるべき」という妻の目標なのです。
つまり、夫に浮気をされ、妻は傷ついているので、早く浮気を認め、自主的に白状してほしいと言うことです。
そうすれば、自ら白状するくらいですから、反省もするだろうし、反省をするということは 傷ついた妻には償いの気持ちで優しくしてくれるだろう・・・・
これが 妻の希望です。
しかし、そうは簡単にいかないから、何故白状もせず、反省もしないのだろう?という質問になるのです。
でも、これも答えはとっくに出ているのです。
ここも 妻の叩く、キーワードを 反対から読めばそれは解明します。
まず その方法は 妻の希望は ちょっと、横に置いておいて下さい。
つまり、「浮気をした者は こうあるべき」の「あるべき」を頭から外すことが基本です。
夫に浮気、白状させるには?
↓
浮気を認めたくないからです。
浮気 認めない 反省しない
↓
認めたら反省しないといけないからです。
何故浮気を 認めないのか?
↓
認めたら浮気が出来なくなるから、です。
つまり 妻が白状を迫り、反省を迫っても、夫は浮気をやめたくないからです。
ここに全ての答えは集結されています。
妻が浮気を知り、夫に白状を迫っても、夫は知られたくらいで浮気をやめるつもりはないということです。
もちろん、浮気相手へ妻が攻撃すると困るので 取り合えず、浮気を認め止めるような事を口にする夫はいます。
しかし、本音は、妻にバレたからと言って浮気を止める理由にはならないのです。
世の中の男性は、浮気をして直ぐに離婚をしようとは思っていません。
出来れば、こんな面白い遊びは、満足するまでやりたいのです。
そこで、まだ満足していない段階で 妻に見つかったというくらいで やめようとはならないのです。
でも ここで、「*妻の心」を 思い出して下さい。
妻が白状を迫っても、夫は浮気をやめる気がないから、白状してはなるものか、と踏ん張るのです。
ね、もうここでお分かりになって頂けると思います。
バレたから 浮気を止めるというのは 妻の希望的決めつけでしかありません。
夫は バレたら 隠す、という方程式で動いています。
気の弱い夫なら、浮気は認めなくても、今後は帰宅時間を早め、浮気を疑われないように 妻にご機嫌を取ってきます。
気の強い夫なら 妻の疑いに怒り、「今後俺の行動を詮索することは許さないぞ」と反対に逆ギレします。
このどちらのタイプも 表面的な違いはあっても、妻にバレたくらいで 浮気はやめないという夫の強い意思があります。
要するに 妻は浮気がバレたら止めるべき、という気持ちと 夫は妻にバレたからと言って浮気相手と別れると言うことならないと考えていて、これだけ お互いの気持ちはすれ違っていると言うことなのです。
私は常々、話し合ってはいけませんと呪文のように 唱えていますが どんなことにも、そうしなさいとは思いません。
ボタンの掛け違いや、誤解から溝が出来ている夫婦には話し合いは、ベストな方法だと思います。
しかし、こと、浮気問題に関しては お互いの気持ちがすれ違っている中で 話し合っても それは物事を益々、見えなくさせてしまい、お互いを敵対視させます。
白状させたいと、並々ならぬ覚悟で夫に迫っても、夫はそんな話し合いさえ、出来れば避けたいと考えています。
こんなお互いの気持ちが噛み合わない話し合いなんて 意味がないのです。
では、どうすれば 浮気をやめさせることができるか、ということですが これこそが とても難題です。
例えば、夫の年齢によっても 浮気のパターンは違いますし、浮気相手の年齢や職業、既婚、未婚によっても違います。
また、そもそも夫婦の間に浮気の前には何か問題がなかったかにもよりますが、どこの夫婦にも大なり小なりの事はあり、まったく問題のない夫婦なんていません。
しかし、その問題の種類や、やはり 大なのか、小なのかによっても 夫の心を取り戻すことの難易度が違って来ます。
だから、どうしたら 浮気をやめさせることが出来るかは、もともと夫婦の間にあった問題が何なのか?と言うことも、解決の明暗を分けることになります。
例えば 若いのに セックスレスであった夫婦は 浮気が終わらせたとして そういうセックスの問題が改善されることが イメージできなければ 夫は前向きになりません。
変な言い方ですが 夫に白状させようと、目を吊り上げて迫る妻よりも 心身ともに、可愛く甘えてくる浮気相手の方が夫には必要な場合だってあります。
それを 浮気は悪いことだから やめなさいという倫理観だけの説教だけで解決しようとするのは無理があるのです。
では、ここで何故 倫理観だけで妻は迫ろうとしているのか?
それが 今回のテーマというか今回の答えです。
つまり、倫理観だけで浮気は終わらせられると思っているからです。
ここは がっかりさせてしまうかもしれませんは 倫理観に対して忠実な人なら、そもそも浮気なんてしませんって。
子供たちの為にとか、家族としてパパとして必要だと言っても そんな事で 夫の浮気心は止まないのです。
もちろん、子供が可愛くない訳はない。
家庭がどうでもいいとは思っていません。
しかし 夫が浮気に求めていることは別なところにあります。
そこを知らずして、浮気は悪いことだから止めるべしと迫っても、夫の心に響きません。
そういう事で 白状させ、反省させたら 浮気は終わるというほど、簡単なものじゃないと言うことを 知ってください。
浮気を終わらせる本当の作業は そういう事が理解出来てから、ということも 付け加えておきます。
では、今日はここまで。