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村越真里子

夫婦の問題を解決する専門家

村越真里子(むらこしまりこ)

Re;婚かうんせらぴー

コラム

米倉涼子・夫のモラハラを説く

2015年4月12日

テーマ:夫婦相性そもそも論

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

またまたワイドショー的な話題になりますが、有名人の話だとイメージがしやすいので、今日は結婚間もない米倉さんの離婚報道を分析してみたいと思います。(事実の真偽に関して、一応報道を鵜呑みする前提です)
前回のコラムで書きました占いに少し関係があるので、今日はこの芸能ネタを絡めて書いていきます。
実は前回のコラムで生年月日や、姓名判断のようなものが相性に関係するとかいたのは実は皮肉です。
正直、人は恋した時に、特に女子は相手の苗字の下に自分の名前を重ねたりはよくします。
ここでもし、悪い自画数や、悪い運命を予言していても、好きになっていたら、字画が悪いから結婚を取りやめなんてことはしません。
女性は占い好きな人が多いですが、最終的には占いは、遊び程度で置いておいて、結果、占いの結果は参考にしません。
要は、突き進む勢いのある時は、誰が何を言おうと進むっきゃない状態になっています。
そこで米倉亮子さんですが、数年の交際と同棲期間を経て、結婚に至りました。
そして数ヶ月で離婚の話が持ち上がり、そこに向かって進んでいるそうな。
何故交際期間中に夫の事が分からなかったのか?と人は不思議に思いますが、前回も書きましたが交際や同棲では分からないというより、結婚で二人の関係性が変わったと言えるのです。
これを占い的に考えると、入籍で苗字が変わり、運命が変わったと、字画のせいにしたりするのですが
私は別の説をとります。
ここまで書いて、今更こんなことをいうのは心苦しいのですが、私はテレビのモーニングショーで「今日のラッキーカラー」を見る程度で、本当言うと、お正月の神社のおみくじが何だったかなんて、一年中覚えている人なんているのだろうかと思うタイプです。つまり、占いを信じちゃいないということです。
だから、何か本当に困った事が起きたりしている時に、占い師に見てもらいたくなる気持ちは分からなくもありませんが、人生に関わる大事な問題を占いに委ねたりは、私はしません。「占い」のことについて書くと昨日宣言しましたが、実は占いを肯定や否定をするのではありません。
広く色んな観点から書く事をお許しください。
米倉亮子さんの離婚理由は夫のモラハラと言われています。
三船美佳と高橋ジョージさん夫婦の離婚理由でも言われている同様の夫側のモラハラについてですが、どうやら夫にはそういう自覚が無いようです。
確かに年が離れていたら、世間知らずの嫁に教えてあげるという姿勢になるでしょう。
それがうまくいっている時は、「何でも知っている頼もしい夫」になるでしょうけれど、夫婦がぎくしゃくし出すと、これも、単なる関白な暴君に映ります。

さて、では交際期間中はあれ程仲良くしていたのに、何故結婚した途端に、変わってしまうのでしょうか?
特に米倉亮子さんの夫は、あの大きな女優を下に見て、かなり人前でも馬頭したという噂です。
恐らくこんな片鱗が結婚前からあったら、米倉さんは結婚しなかったとおもうので、結婚ということを境にご主人が変わったのでしょう。
それは、こう思います。
結婚・・・・・・それは紙切れ一枚のものです。
ですが たかが結婚、されど結婚。
その紙切れ一枚がいろんな責任を生み出します。
同棲期間中と、暮らしは同じでも、籍を入れたとたん、何が起きるのでしょうか?
それは約割です。
夫という約割と妻という役割。
それまでは、異性というパートナーであった二人が入籍をしたら、夫と妻という役割を担います。
かと言って会社の階級のようにはっきりしてないため、自分たちは無意識です。
でも結婚した途端に、夫と妻という役割を、担い、そして演じ始めます。
特に多いのが、子供が生まれると、妻は自動的に母になれますが、夫はそんなに直ぐに父親にはなれないのです
それなのに、父親なら、育児も含め、これくらいできるはずという目で見て、それが出来なければ、家族のことなんて真剣に考えてないんだわと、夫を責め始めます。
夫側も、母になった妻に、子育てをしてくれているという感謝の念はあっても、妻として夫に仕えて欲しいと望み、
ある意味、妻としての不完全さを責めます。
本当は子育てを夫婦共同体でやるだけでも、素晴らしいのにね。
では何故、そんな役割という負荷を自分に課せるのでしょうか?
それは、不完全な自分だからです。
だから自分に役割という衣装をまとうのですが、逆にいうと、役割をまとわないと、素のままの自分だけでは、何もないと言うことが怖いのです
だから、役割という衣装が鎧に変えて、戦に出向いてしまうのです。
では、何故鎧を着て戦闘モードになるのでしょうか?
パートナーには、寄り添うという意味合いが色濃くありますが、役割は、会社の階級のようなものを作ってしまいます。
分かりやすくいうと、当番制のようなものです
自分に課せられた当番を、粛々と過ごしていたらいいのですが、相手が当番をきちんとこなしているか気になるのです。
つまり相手がサボってないかとか、気になるということは、自分が損をしてないかという気持ちの表れです。
自分ばかりが働いて・・・・・とか、こんなに一生懸命私は頑張っているのに、相手は・・・・という心境が起き始めたら、役割の働きの損得を考えている状態です。
妻は育児に一生懸命になっているのに、夫は残業と言って、帰宅が遅い。
そしたら当然、家事も育児も妻が担う部分が増えてきます。
そんな時に、労わりの言葉もなく、自分の努力が認められない感を持ってしまい、何か割が合わないような感触を持ちます。
それで、夫にも当番を与え、ゴミ出しや、食器洗いや片づけを命ずるようになります。
これがお互いに喜びを持ってこなしているうちはいいのですが、ぎくしゃくした事が起き出したら途端に夫婦は
「私がこんなに頑張っているのに」とか「俺も一生懸命早く帰ってきて子供を風呂に入れたいさ」というような喧嘩が起きるようになるのです。
この事の原因は、家事や育児などの努力を、ポイント性のように考えてしまっていて、どちらも平等に家事を協力しているか、点数をつけるような事が起きてきてしまいます。
そのポイントの多い方が 少ない方に、ダメ出しをするという、上下の形が生じますし、自分だけが損な役回りのように感じてしまうようです。
以前もコラムで書いたことがあるのですが、愛情のケチ愛情のケチのような事が生じてきます。
家事も育児も、妻がしないといけないことだらけです。
自分ばっかりと、嘆いてみても育児ってそんなものですが、それは夫の愛情に支えられて出来る努力です。
でも、その頃の夫は、妻の愛情がすべてベビーに注がれているような寂しさを覚え、妻には優しくできなくなっています。
まして、夜泣きするベビーの添い寝をしている妻に、ちょいちょいとチョッカイを出したら、妻には肘鉄されて
ますます傷つくという、夫はお子ちゃまです。
そこで夫も抵抗を示し、妻に優しくどころではありませんから、つまにすれば益々夫の冷たさを感じ、せめて
家族に愛情があるなら、体で示しなさいよ、とばかりに、家事分担を夫に強います。
自分への愛情を感じない分、当番ということで、家族への忠誠心を求めるようになるのです。
これも妻の屈折した愛情求めです。
では次、夫の役割について解説します。
同棲中は恋人同士でよかったのに結婚をすると、夫という役割を担わないといけないと無意識に考えるようです。
ただ役割を担うにも、中身が伴っていない場合が多く、そうなると、自分のプライドを保つ為に、相手を見下すことで、自分を上の位置に置きたがるのです。
本物のプライドのある男性は、女性を下に見なくても、元々、強い存在ですから、女、子供を慈しみはしても、下には見ません。
でも女性を下においておかないと、油断したら自分より上の位置を取られそうだから、芽を摘んでおこうとモラハラをするのです。
これすなわち、妻をある意味驚異の存在と思っている潜在意識があるのですが、結局は女性に負けそうになるから、勝とうとするのです。
小さい男ほど、モラハラをすると考えると、女性もモラハラを単に恐れる必要はないということです。
と、いう意味で小さい男は、妻が成長することを喜びません。
妻が視野を広くすることを好みません。
狭い部屋に妻を閉じ込めておかないと、広い世界を知ってしまうと、夫の小ささがバレてしまうのです。
こういう事が同棲や交際期間中に起きなかったのに、結婚したとたんに起きるのは、結婚という制度の中の役割を自分に課す事で、結婚という形を守ろうとするのです。
これを、私が今こうして唱えても、皆が無意識でやっていることですから、自覚がないのです。
そういうことで、まとめに入りますが、夫も妻も、そんなに片肘張らないでいいのに・・・・と思うのです。
自然に、あるがままにして、それで足りないなら、それもよし。
夫婦が喧嘩をしてまで、家の中での役割を担ったところで、喧嘩ばかりを繰り返すなら本末転倒。
是非、この役割のなすくりあいを、反省も込め、考えて見てください。
で、ちょっと、ここで話は変わりますが、占いについて、おまけで書きます。
前回のコラムでも書いたように、私はあまり占いには興味がないというか、人生をそこに委ねる気持ちはありません。
しかし 以前、私の知り合いに占いの研究家という人が居て、教えてくれたことです。
その人は四柱推命を主にし、姓名判断もなさいます。
その方が、結婚した途端に冷たくなる人の特徴ということに研究されていて、その結果、その人の名前に傷官と食神というものがあると言われていました。
占いは中国4000年の歴史ということで、まずは信じることとして、この傷官と食神は結婚した途端に相手をいじめたくなるというものだそうです。
本人が意図的にするものではなく、無意識に妻や夫に冷たくあたるようになるそうです。
そうなると、私の役割説が意味なくなりますが、四柱推命で行くと、そういうこともあるということです。
ふむふむ・・・・占いは 統計学と言われると、もうそういう結果だというマニュアルを信じるしかありませんが、
その根拠は私には伺いしれないものですので、言及は出来ませんが、そういう説も面白いですね。
では今日はここまで。

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