妻を悪者にするのは後出しジャンケン

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき

よく言われる事ですが、妻に浮気が見つかり、その事の原因を話し合っている時に、妻が優しくないとか、家事をしないとか、子供をきつく叱ったとかを妻から心が離れた理由に上げる夫が多いですが、
これは後出しジャンケンと一緒で、自分の部が悪いから妻を悪ものにして正当化しているのです。
そもそも、浮気は自制心の無さ。
もっと言えば浮気好き。
つまりわかり易く言えば、下半身の問題なのに、それを話し合いに持っていけば、精神論や道徳心の話をするしか無くなります。
ご主人は、欲望のままに動いているのですから、そこに道徳の教科書を用いても、論点がズレるのです。
例えば人は、対人関係でぶつかると、仲直りする時には、自分が正しいと思っていても、一歩譲歩して相手の事は悪く言わないものです。
普通はグッと本心を押し殺して、「ううん、私も僕も悪かった」と相手の心をほぐそうとするものです。
それなのに、浮気の話し合いの場合は自身の浮気を反省するどころか、妻を非難するというのは、反省をしていないということですし、妻の短所を挙げて、話をすり替えているということです。
これは、自分への誤魔化しと正当化。
だから、こういう話の中身を真剣に受け止める必要はありません。
もちろん、夫婦ですから、どちらかだけ一方が悪いと言うことはありません。
そりゃ、お互いに悪いところはありますよ。
だから、「お互い様」の精神で語り合うならわかるのですが、妻だけを悪者にして自分の浮気を正当化させるのは、話のすり替えにほかなりません。
だから気にする必要はありません。
こういう話をご主人がしだしたら、「あ、すり替えた、ポイント1点」と、心の中でチェックしておけばいいのです。
妻だけが反省を強いられるなんて、もってのほか。
気に病まなくていいですよ。
では今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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