ののちゃん議員に見る嘘の構造,VOL2

テーマ:ムラコシズム、つぶやき


昨日に引き続き、ののちゃん議員のニュースがワイドショーを賑わせています。
海外ニュースでは、笑い草になっていますし過去の公費800万円の不正使用で その真偽が問われています。段々問題が広がって行っていますね。
でもここは真偽を問う前に、不正使用の証拠を握っていたら、下手な言い逃れはさせなくて済んだと思うのですが、やはり人はまず人を信じるという性善説がありますから 最初から疑って掛れないという事で事実を問うという順番になるようです。
これは夫婦関係にも似た部分があり、いい機会ですので今日もこの題材を使って、説明をしていきたいと思います。
まず、人間は嘘を付くとき、疑う人に対して、上から目線で抑えつけるか、情に訴えるかのどちらかのスタイルになるようです。
例えば妻は夫の不審な言動に疑念を抱き、疑いの言葉を浴びせたとしたら その反応は、逆切れで今後の疑いをシャットアウトするか、「俺を信じて欲しい」と歩み寄りか、どちらかですが、この歩み寄りが真実である場合もあれば、これがポーズである場合もあります。
では これがどちらなのか、判断の分かれ目は、たった一回の謝罪時の態度より、その後の日常の言動となるでしょう。
要は口では何とでも約束出来るのですが やはり言動一致か、どうかなのです。
妻に冷たいかどうかという、表面的な事ではなく、実際疑わしい行動がないか、どうかが大事です。
つまり 浮気は終わったと言いつつ、相変わらず帰りが遅かったり、休日出勤と称し、休みも家を
空けているかどうかも判断材料となります。
もちろん、実際に浮気後、心を入れ替えて、夫も仕事に精進するという事はありますし、要らぬ事を考えないように、仕事に没頭するという事の為に、休みも返上し、仕事に出かけるという事もるでしょう。
でも そういう場合は本当に帰宅した時の目の色や、労働の跡が見えます。
肉体労働の場合は 特に汗の臭いもあります。
つまり 人の心は意外と「におい」が 言葉以上の力を発する時があります。
そして、文字通り何か怪しい時は「臭う」と言います。
そうです、人の言う「臭う」とは 嗅覚で感じる「臭い(におい)」ではなく、「匂う」という感覚で感じる物です。
それを、言葉だけに真実を求めるから 話し合いをしたりしますが、言葉は何とでも言えます。
むしろ言葉を裏付けるものは おかしいと感じる感覚です。
それを話し合いで答えを求めると、その感じる事をも、逆切れで禁じられてしまうのです。
それを、盲信と呼びます。
要は、疑いを持つな、と脅かされてしまうのです。
みなさん、ののちゃん議員の言葉は、信じられましたか?
あの嗚咽をしながらの釈明に その言葉に信憑性を感じましたか?
記者会見で最初、記者さんへの名刺提出を命じた時の威圧的な態度。
追求されると、質問をした記者へ名指しで、反撃。
最終的に、説明がつかなくなったら、泣き叫ぶという支離滅裂。
どれも言葉は、公費の不正使用を否定するものでしたが、言葉以上に態度は怪しさばかりが募ります。
皆さんが夫婦で話し合いをする時に 大事な事は 言葉ではなく、その人の態度から推し測れる事が多々あります。
実際、本当に反省をし、浮気を終わらせて、修復に成功した夫婦もいます。
そういう人の場合と、浮気は終わらせたと約束していながら、実際は続いていたという人と、どう違うのでしょうか?
浮気は終わったという言葉は一緒でも、態度が違うのです。
もちろん、浮気が終わったからと言って 次の日から何も無かったように妻に優しく出来る夫がいたらそれこそ、「嘘っぽい」のですが 目の穏やかさが違います。
これまで 妻を睨みつけるような冷たい目線であったご主人が、まるで憑き物が落ちたように、落ち着いた目の色をしています。
でも この目の色と言うのは 我々日本人ですから 急にブルーに変わる訳ではなく、あくまでも感覚的なものです。
この感覚を、夫の言葉とかを盲目的に信じようとすると、言葉と感覚との間に、ずれが起きて、無理クリ、感覚に蓋をしようという事になります。
不安があるのに、夫を信じられない妻・・・・・
そうなると もう半分うつ状態になり、訳が分からなくなります。
でも 言葉は嘘を言えても、態度や行動は嘘がつけません。
夫婦の会話はサイレントナイト行動を見たら そこそこ真実が見えて来ます。
あの泣き叫ぶののちゃん議員は、信じて貰えそうにないから、話をすり替えて、信じて欲しいと訴えるのです。
これがもっと、気の強い人なら、机を蹴って会見場を出て行ったでしょう。
要は、信憑性の無い事は 恫喝して脅かすか、支離滅裂なすり替えしか、逃げられないのでしょうね。
と、いう事は 気の強さと逃げは表裏一体だという事です。
強い口調だから、強い人ではありません。
だから 多少逆ギレされたって、怖がる必要はないのです。
犬だって同じ。大型犬はあまり吠えません。
小型犬ほどキャンキャン吠える。「弱い犬ほどよく吠える」・・・・昔の人はよく言ったものです
あの、ののちゃん議員の会見、要は何が言いたかったと言うと、意味が聞き取れたのは「苦労して議員になった」という事だけでした。
幼い頃もお菓子屋さんで欲しい駄菓子をねだり 駄々をこねて親を困らせていたのじゃないかな?
では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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