男の真実
今日は残念なお知らせをします。
頑張れ願いは叶うと言うのは嘘です。
努力は、した分必ず報われると言うのは嘘です。
話し合えば分かり合えると言うのも嘘です。
カウンセラーに相談すれば道を教えてくれると言うのも嘘です。
夫婦問題を勉強すれば離婚を回避できるというのも嘘です。
以上・・・・
何故こんなことを言うかと言うと、今は何でも情報過多です。
迷えば教科書があるのです。
自分を成長させるためには、資格を取り 向上心につなげます。
趣味でさえも教室があり、カルチャースクールで身に付けることが出来るのです。
私は趣味は自分で打ち込むことにより 極める事が出来ると思う方なのですが 最近は
趣味でさえも教えてもらい学ぶという形を取るので、学んでいる時点で、趣味ではないと思うのです。
夫婦問題さえも カウンセリングと言うような形で学ぶ事が出来るようになっています。
でも、何でも学校に通えばそれが身に着くというとそうではない事は知っています。
高学歴の方が必ずしもエリート人生を歩んでいるとは限りません。
医科大学を出た人が必ずドクターになっていませんし 出たからといって医者になる資格が身についているとも言えません。
何が言いたいかと言いますと、専門の学校を出た人が みな同じ結果が出るという事ではないという事です。同じように 相談所の門を叩いても それを活用できる人ばかりじゃないという事が明暗を分けます。
最近は4分に1組、離婚が発生しているという統計です。
では、離婚相談とかのカウンセラーが増えましたが 離婚数が減ったのでしょうか?
または カウンセリングを受けたからと言って 何割の夫婦が離婚を免れたでしょうか?
私は他所の相談所の成果は解りません。
そこで 私の所でカウンセリングを受けた夫婦が 結局離婚になった夫婦と 何とか離婚を免れた夫婦の割合は、9対1くらいの確率ですが、悲しいかな1割の夫婦が離婚をしています。
これは相談の甲斐なく離婚をした人もいますし、結局相談に来られた時期が遅すぎたという人もいます。
その理由は、はっきり追跡調査が出来た人たちばかりではありませんが、中には離婚になった事をご丁寧にお礼状を下さる方が居ます。
夫と離婚を巡り話をしている内に、夫の本性が見えました、と言う方もいて離婚を選んだという人もいます。最初は離婚を避けたくって 相談に来られた方が 最終的に離婚の選択がベストと気づくという事もあります。
離婚を私は薦めませんが、中には結婚生活の継続が果たして幸せにつながるのか?疑問です。
でも 離婚が思わぬ方向の結論であったとしても、離婚は相手の本性が見えた方が 気持ちは楽になります。間違った認識でも 相手を大好きなままで離婚を決意するのは 生木を裂くようなもの。
出来れば すべてを見渡せた後の方が 離婚の苦しみは半減しますから。
さて今日、私が言いたかった事は そういう事ではなく、このような相談業をしていて思う事は
相談さえすれば、離婚は免れるかというと そうでもないという事をお知らせしたいのです。
では、私の仕事は意味がないじゃんと言われそうですが、私が色んなアドバイスをしても
解る人は解りますし、例え何万円使って 夫婦カウンセラーの所に通っても 分からない人には分からないという事です。
皆がみんなして 相談業で救われるとしたら、夫婦カウンセラーの出現で必ず離婚件数は減っているはずです。
でも残念ながら そういう数値はあまり変わっていないのです。
では、何が変わったのでしょうか?
他所の統計は解りませんが 私の所で変わったのは 離婚をせずに済んだ人は もしかしたら最初から離婚はしない運命だったのかもしれません。
それでも 当方でのカウンセリングを受けた方がどう違ったかというと、物事の本質を見る目が養えたと思うのです。
離婚にならなかった事は もしかしたら最初からそういう道筋だったかもしれませんし カウンセリングのせいかもしれません。
でもどちらにしても、これまでパートナーの浮気に悩みながらも、仲の良かった頃の思い出が邪魔をして現実を受け入れられなくなっている頭を冷やす事に、お手伝いが出来た事は事実です。
でもその反面、離婚にはなってなくても、ちっとも幸せ感を得て下さっていない方もいます。
中には、修復の段階に入って、初めてご主人にお会いする事があるのです。
その時には 私の存在も明かして、お目に掛るのですが 私も山盛りご主人の事を聞いていますので初対面という感じがしません。
中には、結果的にご主人に対して同情をしてしまう場合もあります。
それは妻があまりにも、世間知らずだったり、または頑固であったり、と性格的にかなり特徴が妻側にある場合があります。
そういう方の場合は、ご主人が家出をしたくなった理由は ちょっと解る気もするのです。
何が悪いかと言うと やはり男性の方が悪い。
これは割合的に言って、圧倒的に夫が悪い。
でも、物分りの悪い妻も確かに悪い。
夫とは何十年もセックスレスで、「夫は淡泊ですから」と言うのは人の気持ちに鈍感すぎ。
夫に無駄使いをしてほしくないからと 月に5千円くらいしか小遣いを渡さない妻もいるのです。
人の家庭に口を出すものではないと思いますが、私の仕事はそういう仕事ですから、あえて言いますと
大の大人が月に5千円では、部下に缶コーヒーも奢れません。
今時の中学生だって、もう少し使っているんじゃないかな?
物分りの悪すぎる妻も多すぎます。
私の所に 相談に来る妻でとても鼻息の荒い人がいます。
とにかく気が強い。
その結果 夫婦が崩壊しようとしています。
もうご主人には、言いたい事を言って、親戚家族に全部ぶちまけ、その結果夫は居場所を失い
離婚になろうとしています。
その時になっても まだ夫には強気の発言しかしません。
それで私の所に来て「本当は離婚をしたくないのです」って言っても それじゃ夫は解りませんって。相談者の本音
言いたい事を好きなだけ言って 本音はそうじゃないって言っても誰も分かりませんよ。
でも夫ならば 妻の本音に気づいてくれてもいいのに・・・・と思うのは甘え過ぎ。
汚い言葉ですが、人間は吐いた唾は飲めません。
気の強い問い詰めばかりをして、本当は気が弱いし 先々が怖いのですと言っても、それは夫でも信じられないはず。
夫婦だったら 何を言っても、最後は訂正すればいいと思っているのは大間違い。
訂正する機会さえ失うという事もあるのです。
同じカウンセリングを受けても 素直に実行してくれる人はいい結果に繋がります。
夫の嘘や裏切りに傷ついたと言いながら、何か、勝か負けるか、とスタイルの妻がいます。
夫に欺かれたと言いながら、計算高い駆け引きばかりしか言わない妻だっています。
その場合、この妻は本当に夫を愛しているのか心配になり、この先の夫婦の関係を憂います。
そうなると私はこの夫婦が、形だけ長持ちする事が果たしていい事なのか、疑問に思ってしまうのです。
そういう事で 時々 ご主人にお会いする機会を頂きますが その時にご主人の気持ちの方に私は
同情をしてしまう事があります。
とは言え、殆どの妻が夫に欺かれて苦しんでいるかばかりです。圧倒的にやはり男性の悪さを感じる事は事実です。
でも中には 妻の鈍感さに、ご主人の悩みの深さを感じて、全面的に妻の味方が出来なくなる事もあります。
相談をしに来られ、全部が全部離婚を回避できるとは限りません。
その分かれ目になるのが、打算の無い心です。
もちろん 夫の操縦法という事では 多少計算は必要ですが カウンセラーの私にまで
誠実でない方が居ます。自分に対して被害を加えてない同性のカウンセラーとの関係性も築けないようでは やや 今後が思いやられます。
こういう点が結果にとても左右します。
夫といい関係を築けていない妻の話をお聞きすると 時々 自分の親との関係も悪い事をお聞きします。
仕事をしても、会社の同僚とも上手く行かず仕事を辞めてしまったとも言います。
近所のママ友ともギクシャクする事もあるくらいですから 夫の親とも上手く行っていないとも。
こういう事をお聞きすると本当は夫婦の問題だけではなくて 妻が人と上手く関係性を築けないという事を知ります。問題は深そうです。
夫をやり込めるばかりでは共感性が育ちません。
女性は女性の特権、素直で打算は捨てましょうね。
では今日はここまで。