浮気終結と夫婦修復は別作業
今日は先日のお約束どうり、「別れさせ屋」について 私の見解を述べますね。
パートナーの浮気に苦しみ、浮気相手の排除をする為に 「別れさせ屋」を使おうかとサイトを検索した人も少なくないと聞きます。
現に私の所に相談に来られた方も そういう所にお願いした経験をお持ちの方もいました。
ではその結果はどうかというと、成功していたら私の所に来られる必要はなかったと考えます。
善い話ばかりだといいのですが そうではないと言うような事を書きますと、 他業種?異業種?への批判や悪口になるので あまり行儀のいい話ではないので、仕事の内容については下記を参考にして下さい。
http://matome.naver.jp/odai/2136089606825459601
http://www.tantei-web.net/item/wakaresaseya.php
時々 事件などもあるようです。工作員が殺人を犯したという事です。どんな業界も色んな事はありますので、それについても 少し読んで見ておいて下さい。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110121/trl11012119500106-n1.htm
今日は そういう事ではなく 別れさせ屋を雇いたいと思う相談者の気持ちに焦点を当てて考えます。
少し、話がずれるのですが 私が受ける相談の中でも 浮気相手の排除に付いての相談が一番多いのです。
インターネットの世界には 浮気とキータイプするだけで、「探偵・調査・証拠」というカテゴリーに繋がり、別れさせ屋もその中に 現れます。
中には調査をして証拠を掴んだので それをどのように使えばいいかと言う相談者も多いのです。
ネットの中には 「証拠を掴んで内容証明を送る」という書き込みばかり。
それを信じて 探偵を雇い、証拠を掴んだまではいいのですが その後内容証明を送ると言う段階で、迷いが生じて、迷子になるか、自分で浮気相手に直談判するという事が多く見受けられます。
そして、玉砕・・・・・・
その結果、自分が矢面に立つ事の失敗を知るのです。
失敗かどうか、はっきり解るとまだましなのですが、自分が表に出る事で 今後は 疑う事すらも許されなくなるという状態を作り、浮気相手の排除どころか、自分が 今後何も言いません的な約束をさせられるという状態を生んでしまうのです。
そこで困った相談者が 自分が矢面に立たない方法・・・・
それが「別れさせ工作」というような事を考えるようになるのです。
こういう作戦が成功するかどうかは 私は発言は控えます。
でも、自分が手を下せないから お金を払って人にお願いする・・・・
この気持ちは分からないでもありませんが、これにすがってしまうと言うのは 広告マジックだけの責任ではなく やはりパートナーの藁をもすがるという気持ちなのだと思います。
この別れさせ屋のする仕事は 浮気をする本人に 他の異性を近づけ、浮気相手と別れさせるという事や その浮気相手に他の異性を近づけ その浮気を消滅させるという事です。
これは 別れさせ屋の実力云々の前に、そんなに簡単に 人の気持ちをコントロールすることは難しいという事があるのです。
もちろん、これを時間を掛けて取り組みます、という事ですから、工作費も高額になりますし、経費も工作費以外に ン百万円という事にもなります。
こんな大金を払ってまで、浮気相手を排除したいという気持ちに、私は切実な願いを感じますが、そこまで切実ならば その別れさせ工作の成功度にも 真剣に考えて欲しいのです。
まず、浮気をしているカップル同志は、何かしら その相手に魅力を感じているからです。
「浮気をしたくて浮気をしているのではない」という事で 誰でもいいという訳ではないのです。
それを、そういう人たちに、美的な異性を近づけただけで、そちらに簡単に心を移すか?と言う点を考えて貰いたいのです。
貴方の夫の浮気相手が もし会社の同僚であったならば、何等か仕事のチームで一つの仕事に取り組む中で 同志になったのかもしれません。達成感も共有したからこそ、気持ちが通じ合った上での浮気だとしたら 単に美しいスタイルのいい異性を近づけて、そちらに心を移すでしょうか?
また、変な話ですが セックス好きな夫が 身体の相性がいいという相手と出会ってしまい、浮気に発展したら、これもまた 工作員と恋に落ちて深い仲になるでしょうか?
女性を口説くのが得意で、「落とす」事が目的のハンターのような夫は 自分に最初から好意を示す相手は簡単すぎて 面白くないようですので 工作員から近づいてくるような場合は 夫のハンター欲をそそるでしょうか?
浮気をするには それなりの理由が する人にはあるはずですから マッチングという事があるのです。
それらを全部解って、それらをすべて備えているような 工作員はいるのかな?と私は思っているのです。少なくとも別れさせ屋が それらの事のタイプ別で スタッフを確保しているとは考えにくい。そうなると 口の上手な 見た目の美しい、水商売の人にお小遣いでも渡して お願いしているだけじゃないかな?と 考えてしまうのです。
もちろん ホストクラブのナンバーワンが 必ずしも男前ばかりではないという事もありますから、工作員も 美醜だけで選んでいるとは思えませんが そんなに人の心を自分に引きつける事が出来るような魅力的な人が もしいるとしたら そういう人はもっと違う職業で すでに成功しているのじゃないかな?と思えてなりません。
別れさせ屋を雇いたいと考えた人ほど、自分に夫の心を取り戻したいと考える度合いが強い。
奥様が苦労をして夫の気持ちを取り戻そうと頑張ったのに、成功しなかった人が多い。
これはある意味 妻の問題ではなく、夫の頑強な?浮気への取り組みを感じますので そういう男性が 目の前に現れた美女に心を移したところで その工作員が消えた所で 妻に気持ちをもどすかは別問題であると 気づかないといけません。
それにしても、そんなに恋に陥れるテクニックを持っている魅力的な工作員っていますかね?
それほどの人は とっくに芸能界にでも スカウトされたり、別の生き方をされているとような気がします。
今日、言いたかった事は ネットの中で 別れさせ屋にたどり着き、一縷の望みを託したいという気持ちは分かりますが そんな大切な事を託すには 本当に その別れさせ作業という事を担ってくれる業者の事も知らないといけません。
いえ、業者と言うより 別れさせ作業という世界を、知らないといけません。
業者のススメは 営業トークが殆どですが その成功率というより、やはり人間の行う事なので
そんなに 理想どうりのことにはならないという事を知らないといけません。
これをギャンブルのように 賭けでやるなら「ダメ元」と言う覚悟はあるならいいです。
お金が 腐るほどあって、特に生活に響かないというお金持ちなら 浪費もいとわないでしょう。
でも、なけなしの貯金をはたいて、大金をつぎ込む事か、どうか もう一度考えてみてください。
「そこまでしてまでは」と「そこまでしてまでも」と、いう違いを よく考えましょう。
では、今日はここまで。