浮気をやめさせる為のセオリー
話し合うために戦うのだ!!
「話し合う為に戦うって?」ちょっとピンとこないかもしれません。
パートナーと向き合いたいと言う事なのに、またその目的は、夫婦間を円満なのに何故「戦う」なのか。
勇ましいと言うより 話し合いと戦いって真逆の事だと感じませんか。
これは私に寄せられる相談の中で一番ネックになる部分であり、一番理解してほしい事なのです。
誰もが「話し合い」と言う事のイメージは「平和的解決」です。
どうしても人は平和に友好的に問題を解決したいと望みます。
しかし、実際は、浮気問題が起きた時に、夫が(妻が)誠意をもってこちら側からの訴えに耳を傾けてくれなかったという事があったはずです。
つまり、話し合いが出来なかったというより、いかに避けられていたかを思い出して欲しいのです。
夫婦の問題にも、色々な分野がありますが、私の所に寄せられる問題のほとんどが浮気です。
まったく驚くほど、浮気が蔓延しているのです。
正直申し上げて、「どいつもこいつも色ボケ」状態です。
(すいません、少々下品でした)
そして、その結果起きて来る現象は、浮気をする本人はパートナーにばれる事を一番嫌がりますし邪魔されることを最も嫌います。
そして 浮気をいかに継続していくかと 嘘に嘘を重ねたり、仕事を装い会社に休日出勤のポーズで パートナーを欺きます。
つまり、浮気をする本人は一生懸命 嘘をつく努力をするのです。
これは具体的なアクションだと考えると アクションにはアクションで向き合うしかないのです。
如何に嘘で誤魔化そうかという相手に、話し合いを持ちかけても、それは無駄だという事になります。
ただ、こういう誤魔化すばかりの気の強い人ばかりではありません。
いつ、夫や妻に浮気がばれないかとびくびくしている当人は 何とかして
話し合いを避けようとします。
「話し合い」をすれば自分が責められる事は明白で、悪く行けば浮気を認め、浮気相手と別れないといけないと思うと、そんな話し合いなんてしたくないのです。
それがタイプにより、何とか口実を付けて逃げる人や 阻止しようとなると
逆切れをして話し合いをボイコットするのです。
こうして強気にボイコットするタイプに 話し合いを持ち出した方は 恐怖心を抱きますが
実は 一番怖がっているのは 浮気をした当人なのです。
このように書くと にわかには信じられないかもしれませんが 逆切れは 【窮鼠、猫を噛む】
のように 追いつめられている反撃なのです。
つまり 本当に怖がっている弱虫は 困ったネズミの方です。
ね、このように書くと 話し合いが一番ベストだと考える 正攻法の人には、ピンとこないとおもいます。
話し合いが、どんなケースにもよくないとは申しません。
夫婦の心のボタンの掛け違いが起こり、誤解が生じているなら 話し合いは大切です。
しかし 片や誠実に話し合おうなんて気持ちがサラサラない人には 話し合いなどは
効果はないのです。
それでもどうしても 話し合い路線を願う場合は その話し合いではぐらかされないように
前もって 逃げられない戦略を練って、準備をしておかないといけないという事です。
浮気相手と別れさせたいという事になると、まず浮気の事実を掴めていないと
しらを切られるだけです。
それならば 誤魔化されないように 先手を打っておかないといけないという事になります。
つまり、話し合いとは、何も平和的交渉だけではいけないという事です。
政治の外交と一緒で それなりの作戦と準備があってこその交渉なのです。
相手に誤魔化され、シラをきられるような話し合いは 話し合いではありません。
誤魔化させない、嘘を付かせない、まだこの期に及び、嘘でも付こうものなら、
そんなものはひっくり返してやる・・・・・
それくらいの根拠は持って話し合いに挑むべきです。
話合う前に 相手に逃げを許さないという姿勢は、勝つか負けるかの勝負です。
話合う前に、こちらが負けないように準備をしておかないといけない。
ね、とても挑戦的でしょ?
つまり話し合いとは「戦い」なのです。
「誠意を持って話せば 解ってくれるとか 家族にとってどれだけあなたが大切か、
こんな事件になった原因は自分にも原因があるから お願い、浮気相手と別れて」と
お願いしている段階で 勝負は負けです。
懇願は 下から上を崇めてするもので その立ち位置だけで、もう負けています。
浮気の解消は、懇願では中々叶いません。
話し合うために戦うのだ、とは、こういう意味です。
相変わらず 勇ましくてごめんなさい。
ではまた。