話し合いの効能
前回で夫は 夫が浮気を継続したがっている場合、夫婦の話し合いが役に立たないと述べました。
そこでここではちょっとした誤算が起きる事も書いておきます。
例えば夫も、そろそろ浮気に潮時を感じていたら、と言う時期にたまたま、妻にばれてしまったと
したら それを機会に浮気相手に別れを切り出す事があります。
そこで 夫の側の誤算が生じる事があります。
最初は数ヶ月でも ちょろちょろ遊べばいいし、相手の女性も結構 サッパリした女性だから・・・・
なんて考えていたら 意外と「奥さんと別れると言ってたのに、別れないなら死んでやる~」なんて 大騒ぎ。
ここら当りになると、普通は男性はうるさく言う方をうっとおしくなって浮気相手を切ると思いがちですが 実はその反対なのです。
聞き分けのない、ガタガタ言う女性は、面倒ですが、その分、別れを強行すると、文字通り面倒くさい事になりそうだと感じるのです。
別れ話になると、浮気相手は「死んでやる、飛び降りてやる」「あなたの家庭を壊してやる」とか
会社の同僚である社内不倫の場合は「会社に言ってやる」などと大騒ぎします。
そうなると本来はそういう面倒くさい女性を嫌いになればいいのですが 意外とこういう別れ話が刺激的で二人の絆を深めてしまう事があります。
そこで夫は考えるのです。
物分りの良い方を切る方が楽だと・・・・
そうなんです、男性と言うのは 面倒くさい事を嫌います。
でも、ここで言う面倒くさいと言うのは 浮気相手の事だと思いがちですが、実はその逆で
浮気相手を切ると面倒くさい事になるので、聞き分けのいい妻の方を切る方が楽だと考える男性が少なくないのも確かです。
妻からすれば、信じられない話ですが 面倒臭い事をいう方へ引っ張られてしまうのです。
そんな相手を何故好きになるの?と思いますが、結局強い意志を持って、挑みかけてくるというのは、中々避けられないという事です。
だから 妻は夫を怒らせないように、女性と別れたという言葉を鵜呑みにしてくれる妻の方がしやすいのです。
本来は この素直でしやすい妻に愛情を感じてくれたらいいのですが 実はこの逆で しやすい妻は夫にとっても、妻と別れる事の方が、簡単な事になります。
妻は話し合いという「平和的交渉」を望みますから ある意味優しいのです。
それに引き替え 浮気相手と言うのは 死んでやる、手首を切ってやると大騒ぎするので
手ごわいのです。
つまり 話し合いという腰の引けた事より 強硬手段をしてでも踏ん張ろうとする浮気相手・・・
このどちらに軍配は上がると思いますか?
妻が平和的交渉である話し合いをしたいことは解ります。
しかし 実際は浮気が始まっている場合に限り、話しあいが効果的であった例は少ないのです。
ではでは、また。