離婚家庭に育つ子の気持ち
朝から何やら物騒な話ですが、タレント二世同士「仁科克基&多岐川華子スピード離婚!すでに別居」というニュースが流れています。
昔と違ってさすがに離婚を「籍が汚れる」というような言い方をする人はいなくなりましたが、やはり離婚にはマイナスのイメージは持っています。誰しも離婚は避けたいものですが、若い夫婦が短い結婚生活の場合、こんなに早くに離婚するなら、同棲と同じじゃないかという印象を受けます。
私は娘を持たないので、少々無責任に聞こえたら申し訳ないのですが、もし娘がいたとして、若くしての結婚を望んだ場合は、もう少し結婚の前に同棲というワンクッションがあってもいいのに、と考えています。
娘さんを持つ親にとれば同棲というのは抵抗があると思いますが、離婚よりはまだ、ダメージが少ないと思いますし、お子様を授かっての離婚よりは、随分ましという感じがします。
確かに同棲でも、男女が一緒に生活し、別れた場合は、少なくとも母子家庭、父子家庭という、シングルの親や子供を生み出すより当人たちだけの傷つきで済みます。
実は私のところに相談に来られる夫婦が離婚をする場合、子供の面接、つまり夫婦が別れてからも、
子供が父親、母親と会う事への相談を受けます。
確かに離婚において、子供が両親に会うという頻度はへるので、そこに寂しさや、抵抗を感じる夫婦はおおいのですが、実はその陰に、おじいちゃん、おばあちゃん達の苦悩は計り知れないものがあります。
元夫婦は子供の面接権を巡って、月に一回とか数か月一回とかの、取り決めをしても、たいていのおじいちゃん、おばあちゃんが孫に会うチャンスは無くしてしまいます。
まして孫とは住まいが都会と地方に離れている場合、そのまま一生会えなくなることになります。
そういう意味で結婚と同棲とは、当人にとっては同じような生活であっても、やはり、周りの巻き込み度というのは雲泥の差があります。
そういう意味において、まずこの人でいいかと、結婚前に再考してみることも必要です。
これは結婚相手を疑ったりという事ではなく、交際だけでは見えていない部分を考えても分からない場合は、一緒に暮らしてみる事もアリだと思うのです。
昔は、結婚前の娘が男性と一緒に暮らすという事は、傷物のなるという考え方がありましたが、離婚ということよりかは、ダメージは少ないと思います。
一緒に暮らしてみると、結構休みの日はギャンブルに浸る男性だっていますし、お金使いも分かります。
また、逆に男性からすれば、女性も綺麗な人でも、家事がまったく苦手な人もいます。
そういう事がすべてひっくるめて愛せるなら、結婚も大丈夫でしょう。
しかし、なるべく一緒に居たいとか、離れたくないというデート要らずの生活を結婚という形のスタートしてしまうと、情熱が冷めた時にどうするのかな、となると、同棲の方がましでしょ、と思います。
でも私の子供は二人とも男の子ですから、無責任な事は言えないかな~
娘さんを持つ、親御さん、ごめんなさい・