良い印象を与えたくて自分ばかりが話してしまう
こんにちは。
心を奏でる色のコンダクター馬上久恵です。
お子様の「部屋」に関するお問い合わせがありました。
今は家で過ごす時間が増えたことで家族間でのコミュニケーションにも影響がでてしまいますね。
●子供が勉強しないことにイライラしてしまう
●部屋がいつもちらかっている
●落ち着いて過ごせる時間がない
イライラの原因はいくつかありますが
子供に少しでも勉強してもらいたい！これが1番気にかかることではないでしょうか？
イライラの数を減らすにはいくつかの方法がありますが、まずは子供が落ち着いて過ごす環境づくりを意識してみませんか？
小学校に入ると、勉強に取り組む時間も増えてきます。
●落ち着いて勉強ができる
●リラックスできる
そんな環境を整えてあげたいものです。
■子供が落ち着いて過ごせる部屋と「色」
乳幼児は、脳や体の発達に大切な時期。
明るくカラフルな色で刺激を与えてあげることが大切です。
少し大きくなってくると、これらのビビットでカラフルな色を少しづつ減らしていきます。
なぜなら、ビビッドでカラフルな色は刺激が強く興奮作用があります。
落ち着いて勉強する環境にはふさわしくありません。
では、低学年の頃から「勉強」ができる環境を整えるには
何に気をつければいいのでしょうか？
①子どもが好きな色、興味のある色にする
②暖色系ではなく、寒色系でまとめる
③時間を短く感じさせる青系にする
自分の好きな色！がはっきりとしてくるこの時期。
親が決めた色を押しつけるのではなく、部屋を使う子供の好きな色を使ってあげましょう。
幼稚園や低学年のお子様と接する機会が仕事がら多くあります。
好きな「色」を聞いてみると
●女の子はパステル系のパープルやブルー
●男の子はビビットなブルー
が人気があります。
以外にもピンクは少ないように思います。
②暖色系の色は脳の興奮度を高める
遊びたくてウズウズしている子供達は、気持ちが興奮状態にあります。
そんな気持ちを少しでも落ち着かせるためにも、鎮静効果のある寒色系の色を多く使うことで、気持ちを落ちつかせることができます。
寒色とは青緑、青、青紫などで、冷たさをイメージさせる色のことです。
女の子の好きな色は、パステル系のこれら寒色にあたります。
③色は時間の感覚にも大きく影響する
赤い部屋と青い部屋では、時間の感覚が異なります。
赤い部屋で30～40分過ごした場合、1時間くらい経ったように感じます。
逆に青い部屋は1時間過ごしても、30～40分しか過ごしていないように
感じるのです。
赤は実際の時間よりも長く感じ、
青は実際の時間よりも短く感じるのです。
子供達に「頑張って1時間 勉強しようね！」といった場合
赤い部屋では、1時間たっていなくても 充分な時間を過ごしたように
感じてしまうのです。
全面が、赤という部屋は少ないですが、おもちゃ箱や棚などに赤や黄色などが多く使われていないかを見てみましょう！
落ち着いて集中できる部屋にするには机の周りや、棚なども青系の方がいいというわけです。
今日は子供部屋についてのお話しでしたが、リビングや寝室など色を意識的に選ぶことで、快適な部屋をつくるこができます。
お家時間を楽しむ今こそ「色」を有効活用してみましょう！
↑子供部屋に使用した壁紙。
左のピンクはイエローベースのピンク。
右側がブルーベースのピンクです。
ブルーベースのピンクを机の周りに使い、その他の部分で
イエローベースのピンクを使います。
同じピンクでも、使用する箇所によって使い分けると
落ち着いて勉強できる環境がつくれます。
＜関連コラム＞
●心が疲れたと感じた時の色の活用法～グリーン～⇒https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5006866/
●グリーンを楽しむための3つのアドバイス⇒https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5007842/
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■馬上久恵 HISAE MAGAMI
心を奏でる色のコンダクター。
色彩コミュニケーション＆マナー講師。 パーソナルカラーリスト。
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには、内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション＆色彩心理テクニックを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中！
