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コラム

介護福祉士実務者研修 ~パート5~

2015年7月16日

テーマ:介護福祉士実務者研修

コラムカテゴリ:スクール・習い事

介護福祉士実務者研修 ~パート5~



ベストウェイケアアカデミーの馬淵敦士です。

皆様、おかわりありませんか?

今回のテーマは「医療的ケア」について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

医療…と聴くと、病院、医師、看護師…といった医療系の活躍されている方々のイメージが強く感じませんか?
私自身も、病院のイメージが先に先行して病院独特の匂いを想像したりしてしまいます。
体調が悪い時以外は行かないのが当たり前ですよね。
しかし、最近大きな総合病院と呼ばれる病院内を訪れた時の受診を待たれる年齢層を少し、
ウォッチングしてみました。
すると、年齢層は60代以上の患者さんが大半でした。
患者さん持ち物を見てみると、車椅子や杖での歩行が割と多く感じました。

高齢化社会と言われている日本。病院ではありましたが、高齢化を感じました。

実務者研修において医療的ケアが導入されました。
医療的ケアの歴史を振り返りながら医療的ケアの必要性お伝えしていきたいと思います。

今も、昔も、病気になれば病院へ受診します。必要に応じて点滴したり、注射したりと
適切な医療を受けることになります。
疾病内容により、毎日受診して医療ケアを受けないといけない方もいらっしゃいます。
緊急の往診の制度もありましたが自宅での生活を希望している患者さんは、通院しなければ適切な処置等の継続が必要とされました。
その希望に応じるように医療機関も希望に応じるように体制を整えて行きました。

時は流れ、高齢化社会を迎えるようになり更に医療を必要とする利用者が増えて行きました。
日本の医療費の増大等様々な課題が増え、財政的な問題もありました。

いつまでも住み慣れた自宅での生活を営みたい、自分らしくありたいと思う利用者の気持ちを
受け、医療提供=在宅医療が制度化されました。
介護保険制度でいう、訪問看護事業所等の事ですね。
介護する家族様自身も高齢を迎える問題、医療面は出来ない家族様も居られる社会問題(ケア負担)も課題としてあげられました。

今、現状として高齢者が高齢者を介護する「老老介護」も増えています。核家族化の影響も受け、今の日本の現状は課題としてあげられました。これからも増えて行くことでしょう。

こういった事からケアの担い手の負担、不足等を解決するためにも社会福祉士及び介護福祉士法の改正を通じて、
介護福祉士も喀痰吸引、経管栄養の医療行為の実施が可能になりました。

介護福祉士に対して、医療面においても「質」を求められていることがわかりますね。

次回パート6は、 喀痰吸引(たん吸引)の内容について見ていきます。

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