「実務者研修教員講習会」ありがとうございます。
ベストウェイケアアカデミーの馬淵です。ここ数日で、厚生労働省からいろいろな情報が入ってきますね。実務者研修しかり、同行援護しかり、一体どのように資格が変わっていくのか、私たち学校運営を行っているものにも全く見当がつかないでいます。
前回のブログで、「同行援護従業書養成研修は延期になったけど、受講しといた方がいいよ」と書かせて頂きましたが、結構反響をいただき、受講生も大幅に増加をしています。まぁ、これは私が書いたからではなく、みなさんの意識が高いからです。いつも受講生のみなさんには脱帽しております。
そんな中、実務者研修が右往左往している状態で、これから介護福祉士を受験されるみなさんは、いったいどうすればいいのだ、なんて思いながら機を逸している方が多い様に思います。しかし、私はここで声を大にしていいたいのです。「実務者研修を受講するなら今がチャンスですよ!」と。
まぁ、チャンスというのは少し語弊があるのですが、こう言い切るのには理由がありまして、それはここ最近事務所に掛かってくる電話にある一貫性があるのです。
「実技免除の講習を受けたいのですが、空いていませんか?」
まず、私たちの学校は、介護福祉士養成校ではないため、空いているどころか、やっていません。その勘違いはいいのですが、問題は「介護技術講習会」です。
実は、来年1月の介護福祉士試験で実技免除を受けようと思うならば、8/21までに申込をしなければなりません。なので、空いている空いていないは関係なく、もう申し込むことができないのです。
また、実務者研修修了に関しても実技試験免除になりますが、これは12月31日までに修了しておかなければならないため、逆算すると7月1日に入学しておかなければならないのでこちらも手遅れです。
すなわち、今から介護福祉士の実技免除をしようとしても、無理なのです。
ですから、筆記試験+実技試験の学習をしなければならないということです。
ここではそれを言いたいわけではなく、今後導入される「介護福祉士受験資格に実務者研修修了が義務づけ」と今回の事象を照らし合わせてみたいのです。
導入時期は平成28年度、すなわち試験は平成29年1月受験の方から修了が義務づけられるということです。おそらくそれまでに実務者研修を修了している方は半分もいないでしょう。受験者も減るかもしれません。しかし、やっぱり受験したい、となれば、8月~9月に願書を取るわけです。そうすると「受験の手引き」に、「受験者は介護福祉士実務者研修を修了しておかなければならない」と書いています。「あ、そうか。じゃあ受けないとな。」とそこから探しても後の祭り、ですよね。前段述べたように、7月1日までに入学しておかなければならないのですから、その時点で受験不可となるわけです。
ちなみに「介護技術講習会」は、受講できなくても、実技試験を一発勝負で受ければいいだけの話で、試験自体は受けることができます。実務者研修は受験すらできなくなるのですから、人生変わってしまいますよ。
なので、今、実務者研修がどうなるのか、と考えている間に、受講しておくことをオススメします。ちなみに、無駄なことは全くありません。状況によっては20%返ってくる給付金が使える学校もあるわけですし。1年無駄にすることを考えれば、早めにスタートを切りましょう!と思います。
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