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食べられるということは何?

津谷良

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テーマ:入れ歯

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。




食事をすることは食物(食材)を歯でつぶしたり、
嚥下(飲み込んで胃に運ぶ)することで成立します。

しかし一般的に歯を多く失うと、この食べるという行為が難しくなって、
多くの患者さんが我々歯科医院に入れ歯作製依頼のため来院されるのです。

ではどの程度歯を失うと、またどういう時に人は食べにくくなるのでしょうか?
日本歯科医師会と厚生労働省が推進している8020運動も広く知られるようになりました。

80歳になっても20本以上の歯を保とうという運動ですが、
20本歯が残ると食事がうまく食べられるのでしょうか?

昔の話で記憶が定かではありませんが、
ある本を読んでいるとそこのところをうまく表現されていましたので紹介します。

「餅つきに例えると、杵と臼だけで餅をついてもぐちゃぐちゃになるだけで、
餅の塊はできません。
餅の塊を作るには、水や手で餅をこねる動作が必要で、
それが頬や舌の力、唾液、口を閉じれる力が必要で、
ある程度ど食材がまとまらなければ、嚥下が行われない」

これを読んだ時、実に食べるという行為をうまく表現されていると感心致しました。

私たち歯科医は特に高齢者や、介護を受けられる方に入れ歯を作ることが多いですが、
口腔内の咀嚼、嚥下機能も患者さんそれぞれですので、
効率よく食事ができる入れ歯作りが必要と改めて思いました。

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津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

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