睡眠時無呼吸症候群の重い症状の患者さんから相談を受けました

2021年3月2日

テーマ：睡眠時無呼吸症候群

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

無呼吸による体調の悪さを訴えられてAさんが受診されました。
その不調さとは？

「まず一日中頭が痛く、ボーとしている。体が休まらない。
睡眠時間が短いかと思い、7～8時間取るようにしたが、あまり変化がない。
特にひどいのが日中に眠たくなってしまう。
従って頭が回らないために、仕事や色々と支障が出る。
もちろん家族からはいびきの音で不満を言われる」
このような症状です。

この方のようにイビキや呼吸が止まり、睡眠中に酸素がうまく取り入れないことで、
日中の体の不調を訴えられているのです。
放置していると高血圧、脳卒中、不整脈などの病気を引き起こします。

まずは無呼吸検査を病院で受けて、無呼吸を改善する治療方法を受ける必要があります。
歯科での治療方法はスリープスプリントというマウスピースを使用します。
無呼吸検査もスリープスプリントも保険適用になっています。

スリープスプリント治療は検査を受けられた病院の医師の紹介状が保険適応の条件となっていますので、
医師のご相談の上、歯科医院までご持参ください。

歯科医の立場ではこのスリープスプリントは簡単に取り外しができ、
C-papのように電源が必要ではありません。
旅行でポケットに入る大きさで手術や投薬も必要ありません。
従って利便性があり、大変便利で有用な治療方法と思っています。

当医院は2001年より病院やクリニックからの照会で治療を行っています。
また検査病院をご紹介も致しますので、お気軽にご相談下さい。