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コラム

スリープスプリントが向いていない方とは?

2021年3月9日

テーマ:睡眠時無呼吸症候群

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



当医院では2001年より睡眠時無呼吸症候群のスリープスプリント治療を行っています。
スリープスプリントはマウスピースのような形で、下顎を前方に引き出すことで気道を拡げ、
睡眠中の呼吸を確保します。

イビキの音を軽減させたり、起床時の頭痛、疲れや日中の傾眠改善は、
多くの方に支持されている理由だと思います。
継続使用が求められ、使用しなければ効果がありません。

投薬や手術も必要なく、C-papのように電源も必要ありません。
またポケットに入るサイズで、睡眠時に咥えて寝るだけで非常に簡便です。

しかし残念ながらこのスリープスプリントが向いていない方がいらっしゃいます。

それは
 1)歯の少ない方(上下で20本未満)や歯周病で歯のぐらつきが多い方

 2)顎関節に問題のある方(下顎を前方へ出すため)

 3)鼻づまりのひどい方や鼻呼吸がしにくい方

 4)寝つきが悪く神経質な方
などです。

当医院でもスリープスプリントを咥えるだけで、寝られないと訴えた患者さんも数名いらっしゃいましたが、
多くの方は使用により臨床症状は改善されています。

もし無呼吸やイビキでお困りの方はご相談下さい。

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津谷良

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津谷良(津谷歯科医院)

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