コラム
部分入れ歯と維持装置の関係とは
2020年10月27日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
皆さんお使いの部分入れ歯に付いているクラスプと呼ばれる金属製の維持装置は、
部分入れ歯が食事中に外れないように、歯に固定する役割です。
<クラスプ義歯>
このクラスプは歯をひっかける時に、歯の膨らみの下部にクラスプが位置されるように設計されています。
従って部分入れ歯を口から出し入れすると、幾分かクラスプの形が広がったり、閉じたりするため、
時間が経つと、クラスプが緩んで入れ歯の維持が緩くなり、外れやすくなります。
といってもあまり強くクラスプを締めすぎると、
噛むことで入れ歯が動くとクラスプを掛けている歯に動揺を起こさせ、
歯が動き出すことになるとまさに本末転倒。
どちらかと言うと、噛んだ時入れ歯が外れない位の強さが患者さんにとっても楽だと思います。
しかしこのクラスプは見た目も金属製で口の中で審美性が悪いと評判もさんざんです。
クラスプ義歯は良いところもたくさんあり、昔から使用されている維持装置ですが、
現代風ではないようです。
<ノンクラスプ義歯>
この弱点をカバーするためにノンクラスプ義歯が良く使用されていますが、
この義歯も一長一短あり、比較的長期使用には向かないように思います。
やはり部分入れ歯は残った歯と部分入れ歯の一体感が特に大切と思います。
<カチッと入れ歯>
その目的では当院オリジナルの「カチッと入れ歯」は入れ歯の一体感、審美性とも、
クラスプ義歯やノンクラスプ義歯と比べて良いと思います。
いずれも自費治療となりますので、ご相談頂いて説明、見積もりをお作りししてから
作製となりますので、十分お考えいただくことは可能かと思います。
部分入れ歯でお困りの方はご相談お待ちしております。
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