寒くなると増えるのが「知覚過敏」と「歯の食いしばり」の症状
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
暑い日が続きますが、このコラムをご覧いただく皆様には
この夏を上手にお過ごしいただきたいと思います。
私事で恐縮ですが、先日以来右手が腱鞘炎になったようで、
消炎鎮痛剤を飲んだり、シップをしたりと忙しい時間を過ごしていました。
初めてのことでは無く、年に一二回なるものですから要領は承知していますが、
やはりお医者様に伺うと使い過ぎと年齢が関係するので、
あまり無理をされないようにとの話です。
したがって難しい抜歯は最近はお断りしております。
早く治癒してほしいと思いますが、情けない話です。
さて歯科の話題ですが、夏本番になると、冷たいものを口にすることも増えてきます。
この時期に患者さんとして増えるのが知覚過敏の患者さんです。
テレビのコマーシャルの「冷たいものがしみる」が影響しているのでしょうか?
もちろんむし歯で冷たいものがしみることも多いのですが、
最近は健康な歯で、歯がすり減っていることも無く、知覚過敏の方が多いようです。
我々の歯もそれを支えている歯槽骨も長い間使っていると、年相応に弱ってきます。
特に強く歯を噛みしめることが多いと、歯槽骨も吸収し、
歯もすり減ったり、動き出したりして、知覚過敏を引き起こします。
やはり「過ぎたりは及ばざるがごとし」のようです。
大切な歯です。ご自愛ください。