硬いものを噛むと痛いほどではないが、入れ歯の調子が悪い

2019年12月3日

テーマ：入れ歯の定期健診

コラムカテゴリ：医療・病院

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。

今年も早くも12月を迎えました。
毎年こんな災害が起きたことは無いと思いながら、
毎年このような災害の被害が更新される現代。
これからもこのような災害が起きるのではないかと思ってしまう異常さ。
災害は今年限りにして欲しいものです。

さて本題に入ります。
以前入れた入れ歯は患者さんに尋ねると「相変わらず調子よいです」と。
しかし入れ歯を外してみると、ところどころに傷のような跡が？
そこを指で触ってみると、少し患者さんは顔をしかめます。
でも入れ歯の傷とは少し違うようです。

その原因は入れ歯と歯ぐきの間に不均等な状態で隙間ができていて、
食べ物を噛むとその隙間の狭いところに噛む力がかかり過ぎて、
歯ぐき全体で噛む力を受け止められずに少し傷っぽくなっていたのです。

このまま放置すると立派な入れ歯のあたりになっていたでしょう。
このケースは入れ歯と歯ぐきの隙間を裏打ちして解決しました。

入れ歯の場合は相手が粘膜のため、ちゃんと対応しなければ大きな傷になります。
やはり患者さん自身では問題が分かりにくいために、
入れ歯の定期健診を受けることをおすすめします。

当医院では3～6か月の間で定期健診をお願いしています。
その時に入れ歯のクリーニングもお受けいただけます。
入れ歯の汚れや調子の悪い方はご相談ください。