コラム
歯に余分な力は必要ありません。失って分かる歯の大切さ!
2019年5月28日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
毎日患者さんの口の中を診察しておりますが、
人の噛む力は強いものだなと感じる事があります。
歯を強く、持続的に噛み締める方は、当然歯が欠けたり、
穴が空いたりして、歯の形が変わってきます。
でも、痛みを感じないと、ご本人は気がつかない。
習慣とは恐ろしいもので、痛みが出て初めて歯科医院を受診することになります。
多くの方はそういう事でしょう。
歯は食べ物を食べる以外に、糸を切ったり、食いしばったり、
また会話や飲み込みにも欠かせないものです。
我々歯科医は、患者さんに歯を失う前に歯の日常において、
患者さんご自身が酷使していることを、しっかりと意識して頂きたいと思います。
歯を欠けたり、失ってしまっては遅すぎます。
せっかく歯科医院で治療を受けても、
歯の食いしばりの強い方は同じ場所が早期にダメになりうる傾向がある事をよく経験します。
また前歯をよく使ったり、歯ぎしりの強い方は早く歯が欠けたり、動揺が出やすくなります。
本人の勝手だと思われましょうが、人生80年より90、100年と伸びている時代ですので、
くれぐれも歯を酷使されませんように、お願いいたしたいと思います。
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