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コラム

顎のだるさや歯の知覚過敏の原因は歯の食いしばりにアリ?

2014年10月14日

テーマ:ブラキシズム

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



患者さんの中には交通事故などの外傷により大怪我を負って、
大切な歯が折れたり、割れて抜歯になってしまうことがあります。

この場合は歯に対して、、瞬時に力がかかったと言ったら良いのでしょうか?

日常生活のなかでも、硬い食べ物を噛んだ時、
差し歯がビシッと音がして歯の根が割ることもありますね。

しかし、一瞬の力ではなく、持続的に歯に力が掛かる「ブラキシズム」は、
あなたの歯を壊すとても怖い病気です。

ブラキシズムの原因は患者さんの意志とは無関係に起こる、咀嚼筋の異常な運動です。

そして、ブラキシズムは次の3つの動きに別れます。

 歯を強く食いしばる「クレンチング」
 歯を前後左右に強くすり合わせる「グラインディング」
 上下の歯をカチカチと小刻みに合わせる「タッピング」です。

いずれも患者さんの無意識のうちに行われている「悪習慣のくせ」と捉えても良いと思います。

しかしこの悪習癖を侮ってはいけません。

いずれも食事とは関係なく、起きている時も、就寝時も歯に長時間の持続性のストレスを与えるために、
歯が欠けたり、割れて抜歯になったり、顎の関節を痛めたりと良いことはありません。

朝目覚めた時に、顎や頬っぺたの咀嚼筋が疲れていたり、
歯がなんとなく浮いたり、だるい感じがあると要注意です。

早く歯科医院にご相談下さい。

この記事を書いたプロ

津谷良

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津谷良(津谷歯科医院)

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