顎のだるさや歯の知覚過敏の原因は歯の食いしばりにアリ?
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
随分と気温も上がり、暑さがうっとうしい季節となりました。
皆さんにはお元気でお過ごしいただきたいと思います。
先日来院された新患の.患者さんの主訴について、今日はお話したいと思います。
「右下の奥歯が欠けてしまった」という話です。
口の中を拝見すると、右下の第一大臼歯の咬頭が少し欠けていました。
ムシ歯はありませんでした。
もちろん痛みやしみることもなく、少し触ると舌に引っかかる程度の破折です。
こんなケースはよくあることです。
患者さんには「歯は食べているとよく欠けてしまうものです」と話します。
そして欠けたところを磨いてそれで終わりです。
もちろん大きく歯が破れると神経を取ったり、被せたり,抜歯したりという処置に移行します。
我々は食事の度に色々な物を口にします。
その時に歯が欠けることもあれば、歯に亀裂が入っていて何かのきっかけで割れることもあります。
逆に言えばそれだけ歯は欠けやすいものなのですね。
歯が欠けないためには、あまり硬いもの(例えばキャンディ、骨etc)のようなものを口にしないことでしょうか?
中には心あたりの無い患者さんもいらっしゃるかと思いますが。
もちろん歯並びや噛み合わせにも関係するでしょう。
歯ぎしりや食いしばり、TCHの事も気になります。
あまり歯が欠けることが多い方は歯科医院に相談される事をお勧めします。
痛みが出る事もありますので、注意が必要です。