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コラム

歯が欠ける、噛むと痛い、原因は強い噛み締めです。

2016年10月18日

テーマ:ブラキシズム

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



「以前から歯がよく欠けたり、詰め物がよく壊れたりしました。
歯も色々なところが欠けていて、最近は歯も冷たい物もよくしみてきています」
「マイベストプロのコラムを見て来ました。最近歯を噛むと痛くて、夜寝ていても目が覚めることがしばしばです」
このようなご相談をよくいただくようになりました。

健康番組で歯で一口30回以上噛まなきゃいけない。
よく噛むと脳がぼけなくて良い。
など歯を酷使する話がテレビなどで放送されると、どうしても歯の丈夫な人も、また弱い人もそれに従う。

またストレスや長年の習慣でしっかり歯を噛み締める癖がついてしまう方も多いようです。
噛み締めて痛みが出るということは、歯がその圧力に耐えかねて悲鳴をあげているようなものです。

そんな時は食べる時以外は、上下の歯をあまり強く合わせない。噛み締めない。
日常生活で唇は閉じても上下の歯は接触させないようにする時間を多く取る。
そのような事をお守り頂きたいと思います。

異常な噛み締めは歯が磨り減って歯の神経のところまで露出してしまいます。
その結果、痛み、歯の崩壊に繋がる事と認識して頂きたいと思います。
そのような話をさせていただくと、早期にそれに気づいて改善されている方も多いようです。

痛みを感じるときは硬い物は食べない。
強く噛み締めない。
痛い時は無理はよしましょう!
安静にすると痛みも取れてきます。

それでも改善しない時は歯科医院までご相談下さい。

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津谷良

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