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コラム

口もとや歯並びが悪くなったのは親知らずのため !

2018年6月5日

テーマ:親知らず

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。





先日に来院された患者さんはきれいに並んでいたはずの下の前歯が
いつの間にかデコボコしているのに気がついて来院されました。
若い時はキレイな白い歯、整然と並んだ歯、
自慢の口もとだったそうです。

「歯並びには自信があったのに、いつの間にかこうなってしまいました」
口の中を拝見すると、奥の方に見つけました。
親知らずが半分埋まって、前に傾斜して生えていたのです。

この親知らずによって歯が前に押され、下の前歯の歯並びの悪くなった可能性があるようです。
親知らずは一番奥に生えてくるため、生えるスペースがなかったりすると、
横向きや斜めに生えてきやすく、色々と問題を起こします。
歯グキが腫れたり、親知らずのみならず隣の歯までムシ歯になったりと。

この患者さんのように歯並びが悪くなってから後に抜歯するのでなく、
やはり若い頃に抜くことをお勧めします。
矯正の患者さんは親知らずを残したままにしておくと、
親知らずのせいで矯正完了後に歯並びが悪くなるため治療開始後早期に抜歯します。
それだけ親知らずの害が多いということです。

多くの患者さんは親知らずを抜くというといい顔はされませんが、
若いうちに抜くと後の問題も少ないということでしょうか。

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津谷良

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