コラム
歯を失ってからの治療(修復方法)の考え方
2017年1月17日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
「歯を失うと今まで食べられていた物が食べられなくなる」このような話しをよく耳にします。
しかし交通事故などの急激に歯を失う事以外はむし歯や歯周病で歯を抜くことがほとんどのため、
歯を抜く前の状態で痛みや腫れがあるか、
歯で噛むと痛くて食べられないか、
歯が動いて噛めないなどの、
このような状態に陥ってからの抜歯となること多いのではないでしょうか?
従って今まで食べられていたものはすでに歯を失う前から食べることができない訳です。
もちろん歯を失わない事が有益なのはもちろんですが、
もし歯を失う事があるとすると、まずは私は入れ歯をお勧めします。
しかし入れ歯のイメージが悪いのもわかります。
快適で付けている事を忘れるような入れ歯、
口もとが自然で金属色が見えない入れ歯、
話し易く、口の中で邪魔にならない入れ歯、
でも一番大きなメリットは歯や骨を多く削らずに使える入れ歯です。
そのような入れ歯が「カチッと入れ歯」です。
そして津谷歯科医院では歯は使っていると欠けるもの、という考え方です。
患者さんの歯がむし歯や前歯で審美障害でなければ治療しません。
それは維持のために削る範囲が多くなるためです。
また噛む力が強い方には、噛み合わせの指導をします。
歯を失いたくないという考えのためです。
今ある歯を大切にしていただきたい。
でももし歯を失ったら、最小限の歯の侵襲で処置を考えたいと思っています。
ですから一般的な歯科医院のように歯の欠損の処置のブリッジやインプラントは行っておりません。
ある意味変わった歯科医院かもしれませんね。
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