噛み合わせると顎や頬が痛い!
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
「あまり硬い物は噛まないようにして下さいね」
診療室ではよく患者さんに話す言葉です。
患者さんはしっかり噛めるようにと思って来院されるようですが、
実は噛み合わせの強い方は歯の摩耗や破切によってせっかく長く使える歯を壊すことがあります。
長い間の習慣で強い噛み締めのために歯にヒビが入ったり、詰め物が取れやすかったり、
ブリッジが壊れたり、入れ歯を壊したりいろいろなことが起きることを日常の臨床で目にします。
日常生活のストレスや集中して何かを行う時(パソコンや運転など)、
あなたは歯を食いしばっていませんか?
口の中を見ていただくと歯が摩耗したり、欠けている方は要注意です。
噛むと痛みを感じる方は噛む力をセーブしますが、
痛みを伴わない場合は痛くなるまで自虐的に歯を酷使し歯の崩壊まで続きます。
8020運動を我々歯科医も推奨していますが、
どんなに良い治療を行ってもこの強く、持続的な噛む力にはかないません。
詰め物、被せ、ブリッジ、インプラント、入れ歯などもかないません。
それをやめるには日常の噛み締めの気づきにポイントがあります。
あなたの歯を守るために、持続的な強い噛み締めをやめて下さい。
強く噛んでいる事が認識出来たら、上下の歯を離して一息入れて下さい。