ドライマウスのため、入れ歯が痛くて使えない
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
今回のコラムは口が渇いた時に自分で出来る簡単対処方法です。
次のような方法で、唾液の分泌が促進されます。
1) 咀嚼の刺激による方法
食事の時一口30回噛むことによって唾液の分泌を促進します。
唾液はとても口の健康にとって大切なものです。
少なくなると、口の中が汚れやすくなり、口臭が増えます。
また、ガム、昆布などを噛むことによって唾液腺に刺激を与えます。
噛む時は特定の歯だけで噛むのではなく、全ての歯を使って噛むことがポイントです。
2) 唾液腺マッサージを行う
『口の中が渇いたかな?』と感じた時に唾液の分泌を促すために行います。
耳下腺、舌下腺、顎下腺それぞれに手を当ててマッサージすると大変効果的です。
3) 味覚による刺激方法
レモンや梅干しを食べたり、飴をなめるなど甘みや酸味の味で味覚を刺激します。
4) 唾液腺の働きを活発にするために、舌や唇、頬の運動を行う
舌を前に出したり、左右に動かしたりする。
唇を尖らしたり、舌で左右の頬っぺたを中から押したりして運動をする。
また、いつもより丁寧に歯ブラシでブラッシングを行いますと、唾液の分泌を促し、
口腔内も清潔になり、口臭も抑えられます。