嚥下障害の患者さんに注意すること
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
皆さんは「誤嚥性肺炎」ってご存知ですか?
病気や加齢により飲み込む力(嚥下機能)が低下し、
口の中が不潔な環境になっていると、
唾液、口腔細菌、そして食べかすなどが誤って気管に入ってしまい発症する肺炎が誤嚥性肺炎です。
誤嚥性肺炎は食事のタイミングばかりで起きるのではありません。
就寝時に口の中の汚れた唾液を飲み込むだり、
逆流した胃液などが誤って気管に入ってしまい発症します。
何度も発熱を繰り返したり、いつもお茶を飲むと噎せる方は要注意です。
是非口腔ケアや訪問歯科を行っている歯科医院に相談してください。
健康や長寿のコツはよく噛むことといわれています。
噛めば噛むほど消化、吸収が高まり、
抗菌物質や粘膜保護物質、消化酵素などの多くの有効成分を含む唾液の分泌も増えます。
長生きの秘訣は一口30回良く噛み、
食べ物を良くつぶし飲み込みやすくするまで、柔らかくすることと心得てください。