コラム
誤嚥性肺炎を起こさない為に、口腔ケアは欠かせません
2016年12月20日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
入れ歯の清掃は皆さんどうされていますか?
患者さんには、ご自分の歯を磨くのと同様に毎食後掃除をお願いしています。
しかしご高齢になると手が動きにくくなるためか、全く掃除をしない方がいらっしゃいます。
その場合は入れ歯を外すと、歯グキは真っ赤に腫れて炎症を起こしています。
もちろん患者さんは痛みがあると思いますが、あまり気に止めていないか?
または痛みを感じないのか?感覚が鈍っているんだと思われます。
ひどい方になると、入れ歯を外すだけで歯グキから出血が認められ、
こういう無頓着な方ですと、部分入れ歯ですと残った歯や歯グキも悲惨な状況です。
口を開けるだけで、鼻が曲がりそうなにおいを撒き散らします。
きっとこの様な方は口腔ケアのサッパリとした感覚を忘れていらっしゃるのだと思います。
もちろんこのことは一般的に風呂に入らない事と同じことですので、
いち早く健康的な生活を取り戻すためにも、口腔ケアの充実が必要となります。
実際口腔ケアを行うと歯グキの炎症は改善して、腫れ、出血も収まってきます。
訪問歯科診療を行っていると、時々こういうケースに遭遇します。
特に独居老人の方が多い様です。
なかなか口の中まで手が及ばないのでしょう。
でもひどいことになると手遅れでは済まされません。
是非ご自分の健康を大切にしていただいて、当歯科医院までご相談下さい。
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