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コラム

シェーグレン症候群について

2011年6月14日 公開 / 2014年7月3日更新

テーマ:ドライマウス

コラムカテゴリ:医療・病院

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。


皆さん、シェーグレン症候群という病名についてお聞きになったことがありますか?
この病気は口腔乾燥症(ドライマウス)と眼乾燥症(ドライアイ)を主症状とし、
他にも、全身にさまざまな障害を引き起こします。
シェーグレン症候群という名前はスウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレン博士が1933年に論文を発表して、この名前がつきました。
シェーグレン症候群は自己免疫の異常によって発症することがわかっています。
現れる症状としては、口が渇く
          疲れやすい
          涙が出ない
          関節が痛む
          夜中にトイレに起きる
          鼻が乾く
          頭痛
          髪の毛が抜けやすい
          皮膚がカサカサする
          咳がよく出る
          レイノー現象
          膣の乾燥
など色々な症状を引き起こします。
また年齢40~60歳の女性の患者さんに多いのが特徴です。
ただし若年者、高齢者のの患者さんの少なくなく、男性も率は少ないながらいます。
厚生省研究班の調査では日本にはシェーグレン症候群の年間受療患者数は約17,000人という結果が報告されています。
しかし近年患者数は増加しています。
これは病気自体の認知度の向上や診断基準の普及によって、
発見・診断される率が高くなったことによります。
また専門医の間では、診断をされていない潜在的な患者さんを含めると、約10万~30万人の患者さんがいると推定されています。
現在では有効な治療方法や薬も多く出ています。
詳細は(SS-info.net)HPをご覧下さい。

     


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