なぜ患者さまは突然来なくなるのか?実は「治療」より大事な“あの瞬間”
「患者さんに安心してもらえる接遇って、どうすればいいの?
30年以上、研修講師として現場に立ち続け、私がたどり着いた答えがあります。
それは、“笑顔・挨拶・声”を見直すだけで、患者さんの不安は驚くほど軽くなるということ。
今回は、初心者の方でもすぐ実践できる3ステップ
でお伝えしていきます。
【STEP 1】笑顔のパワーを知る
患者さんに伝わる笑顔とそうでない笑顔とは?
ポイントはこちら
- 目が笑っているか
- 口角が上がっているか
- 相手の目を見ているか
この3つが揃うと、「この人なら大丈夫」と安心感を持ってもらえますよね。
私たちCAも、どんなに疲れていても、
ドアの前でお客様を迎える瞬間に必ず「目を見て口角を上げる笑顔」を徹底していました。
医療現場で忙しい時こそ「患者さんの顔を見るタイミングで笑顔を作る」ことを意識してみてください。
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医療の専門知識と同じくらい大切に、笑顔・挨拶・声を見直すことから始めてみませんか?
【STEP 2】先手必勝の挨拶
挨拶は「自分からしていますか?」
- スタッフ同士
- 患者さんへの挨拶
挨拶を待っているならそれは、すごく勿体ないです。
なぜなら挨拶ひとつで、患者さんはあなたを信頼してくれるようになります。
すれ違う時、受付で目が合った時、検査室に案内するとき
どのタイミングでも
「おはようございます」
「こんにちは」
「お疲れ様です」
「おはようございます」「こんにちは」「お疲れ様です」と先に声をかける。
それだけで患者さんは「受け入れてもらえている」と感じます。
挨拶は言葉以上の力を持っています。
CA時代には、笑顔で挨拶するだけで険しい顔をしていたお客様の表情が緩む瞬間を何度も見てきました。
医療現場でも「忙しい時こそ先に挨拶する習慣」を持つだけで、
職場全体の空気まで柔らかくなります。
【STEP 3】声のトーンで安心感を届ける
最後は「声」
CAがもし機内で暗い声のままアナウンスしていたら?
- ・暗く早口で話す
- ・声のトーンが低い
- ・真顔や下を向いたまま話す
これでは不安になりませんか?
明日から実践できることから始めてみてはいかがでしょうか?
同じ言葉でも「声のトーン」が違うだけで相手の受け取り方は大きく変わります。
ポイントは、
・ワントーン高めの声で話す
・語尾までしっかり発音する
・笑顔とセットで声を出す
これだけで「明るい印象」「優しい印象」「信頼できる印象」が伝わります。
これを実践するだけで、患者さんの不安は和らぎ、安心して医療を受けていただける環境が作れます。
最後に
私自身、医療研修講師として現場を訪れる中で確信していることがあります。
「患者さんは治療だけでなく、人に安心したくて来ている」
接遇はテクニックではなく、患者さんの安心・信頼につながる大切な仕事の一部です。
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医療の専門知識と同じくらい大切に、笑顔・挨拶・声を見直すことからぜひ実践してみてください。




