【医療接遇研修】 患者様から「ここに来たい」と思ってもらえる歯科医院をブランディングする

先日、久しぶりに歯医者さんへ行った帰り道のことです。
治療中に先生が私にかけてくれた
「痛くないですか?」
「大丈夫ですか?」
という声がけや、帰り際に受付の方が見送ってくれた笑顔が、なぜかその日ずっと心に残りました。
治療の内容自体は、正直どのクリニックでも大差ないのかもしれません。
でも「ここに来てよかったな」と思えたのは、“安心感”を感じられたからだと気づきました。
「あ、ここは大丈夫だ」と思える瞬間
病院やクリニックに行く時は、私たち患者はいつも少し緊張しています。
- 「この症状は大丈夫なのかな」
- 「混んでるのに迷惑じゃないかな」
- 「話しにくい先生だったらどうしよう」
こんな小さな不安を抱えながら、待合室で順番を待っています。
だからこそ、呼ばれたときのスタッフの優しい笑顔や、
診察室での「今日はどうしましたか?」という穏やかな問いかけで、
その不安がふっと軽くなることがあります。
「大丈夫だ、ここはちゃんと話を聞いてくれる」
そんな風に思える瞬間と、安心して質問したり相談できますよね。
言葉より先に伝わる“空気”
病院の待合室は、患者の不安や焦り、痛みが集まる場所
- 受付で笑顔を向けてくれるスタッフの表情
- 名前を呼ぶときのトーン
- すれ違う看護師さんが軽く会釈してくれる仕草
こんな風に安心できるクリニックには、
「この場にいていいんだ」という雰囲気や空気があります。
それは、
「私の話を聞こうとしてくれる」
「私を歓迎してくれている」という安心感に包まれた空気。
私たちが“安心できる”と感じるのは、痛みや症状だけを診るのではなく、
「私自身を見ようとしてくれている」と感じられるときです。
だからこそ、ほんの短い診察時間の中でも、
うなずきながら「わかりました」と言ってくれると、それだけで気持ちがほどけます。
緊張や雰囲気によって、言いたいことの半分も言えずに診察が終わってしまった。
こんな経験があるという患者さまは実際に多いと思います。
でも、このようなコニュニケーションをとってくれるスタッフや先生がいると
周りにも教えてあげたくなるのは自然なことですよね。
“お大事に”の一言で救われる
その一言が、思っている以上に心にしみることがあります。
特に、どこか体調が悪くて不安なときや、体の痛みに加えて心が折れそうなときは、
その言葉で「一人じゃないんだ」とさえ思えることがあります。
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便利さだけでは埋められないもの
最近は、オンライン診療や予約システムが便利になり、待ち時間が減ったり、LINEで予約が取れたり、とても助かっています。
だけど、クリニックに足を運んだときに感じる“安心感”は、便利さだけでは埋められないものだと感じます。
便利さと同様に、“安心できる対応”があるクリニックは、
私たち患者にとって「また来たい」と思える場所になります。
小さなことが、大きな安心につながる
私たち患者がクリニックで“安心できる”と感じるのは、そんな“小さなこと”の積み重ねです。
医療の現場で働く皆さんは、日々多くの患者さんと向き合い、忙しい中、一人ひとりに対応だと想像します。
だからこそ、笑顔や声のトーン、ちょっとした気遣いが大きな支えになるんです。
「ここは安心できる」と感じられるクリニックとは
不安で心細くなっている私たち患者にとって、安心できるクリニックや医院はかけがえのない場所です。
私も、次にどこか具合が悪くなったとき、
「またあのクリニックに行こう」と思うのだろうな、と思います。
その理由は、治療の良し悪しだけではなく“安心感”をもらえる場所だから。
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