お金の渡し方【マナー】
日本舞踊鑑賞
先日、西宮の芸術文化センターで開催された花柳 流日本舞踊会を、レッスン生とともに鑑賞して参りました。
モダンな会場は、満席で、着物姿の女性が目立ちました。
また、外国人の方も数名、目に入りました。
レッスン生を連れて、楽屋を訪問しました。
私の妹弟子のお嬢さんが、名取披露で英執着獅子を踊るため、すでに顔師さんにお化粧をしてもらっている最中でした。
お化粧の次は、衣装さんで着付けをすませ、最後に床山さんにカツラをつけてもらいます。
今回は、最初に綺麗で華やかな裾引きの女性の衣装で登場し、その後、4mほどもある長い毛をつけた獅子に変身する踊りです。
舞台上で一瞬にして衣装が変わる引き抜きや、ほんの2〜3分で獅子の姿になって再登場する変身など、舞台芸術の知恵と技も愉しめます。
さらに、本舞台ですので、舞台の正面や下手の緋毛氈(ひもうせん)にずらりと並ぶ、地方(じかた)さんやお囃子、鳴り物は圧巻です。
たちまち、観る者を別世界へと連れて行ってくれます。
また、名取披露や娘道成寺では、変身する間に後見人や小坊主たちが、踊り手の名前を染め抜いた手ぬぐいを、舞台上から客席に向けて20〜50本ほど投げますので、より一層盛り上がります。
レッスン生も花道の側の席で、臨場感あふれる踊りに
触れることができたようで、
初めて観る日本舞踊に引き込まれたようでした。
知識だけでなく、五感をフル稼働して感じるこのような経験は、心を動かす大切なレッスンとなりました。
ESA人材プロデュースのホームページもご覧ください。
http://www.esa-jinzai.traditionegal.jp/99_new.html